「UFOテクノロジーについて-2」の続きです。
前回までの情報によって、イマイチようワカランながらも円盤の構造と各装置の機能をアタマに入れました(テクノ・ギークのあなたならすぐに理解しちゃうかも)。といったところで、今回はどうやって浮力を得て飛ぶことができるのかを考えてみましょう。そのことについては、同じくプチ氏の著書の「巻末資料」に簡単ながら解説されていました。でも残念ながら、ここの説明では、私にはほとんどわからない(図がよく理解できないし、もう少し詳細に、トーシローにもわかりやすく説明してもらいたいもんだ)。
でも、あーでもないこーでもないと長考したうえで、なんとか(ゴマカシて?)説明できそうなので、以下にそれをやっつけてみましょう。そんでまずは、ユミットがどこからやってきたかというとからです。むかしむかし・・・?はるかなる乙女座の方向に、地球から15光年ほど離れた「ウルフ424」という「太陽系」があるそうです。
その太陽に当たる恒星、「イウンマ」の惑星である「ウンモ」から、1950年に初めて彼らが地球へやって来たときは、15光年を旅行するのに「双子の宇宙」に入ってショートカットしたため、たった6ヶ月しかかからなかったという(この旅行時間は宇宙の「気象条件」によって変化するらしい)。
以下の文章には「反物質」についての記述が含まれています。しかしながら反物質は、我々の宇宙には存在しえません。理由については以下を参照してください(2013年9月19日追加)。
ユミットの情報操作について
さて、その惑星ウンモ製で、XX年モデルのグラマラスなボディーを持つ同円盤型宇宙船のエネルギー源は、リチウムイオン・バッテリーなんかより、ちょーはるかに進んだ反物質だそうです(映画の「天使と悪魔」をもう観た?)。ついでながら、以前のエントリーで私がンなもんないらしいと勘違いしたやつ。
それはリチウムと水素の混合物(重水素化リチウム)の融合したやつで、ちょー圧縮によって反物質を作り出しているということです。ウィキペディアの「反物質」にあった「反物質の消滅」には、以下のように記述されてます。ついでに言えば、ユミットの「双子の宇宙」論(別エントリーで話すつもり)を認めれば、反物質のナゾが解けるということでしょう。
反物質がどうしてわれわれの住む宇宙では殆ど存在していないのかは、長い間、物理学の大きな疑問の一つであったが、最近その疑問への回答が部分的ではあるが得られつつある。初期宇宙においての超高温のカオス状態の中で、クオークから陽子や中性子が出来、中間子が生まれ、それぞれの反粒子との衝突で光子(電磁波・ガンマ線)に変換されたり再び対生成されていた頃にすべては起こったと考えられている。さらに「将来の利用法」にを読むと以下の文章があって、すでにユミットのUFOに使用されていたことが理解できます。
反物質は、周囲の物質と対消滅を行うことにより自身の質量の200%をエネルギーに転換できるので[3]、宇宙開発上課題となっている燃料の質量を軽量化できる。NASAは反物質動力の推進機関に関心を示している。宇宙機のエンジンとして比べれば、化学燃料は質量の10-8倍が、核融合では質量の10-2倍、反物質を使えばその大部分がエネルギーとなる。例えば100kgの深宇宙探査機を50年間加速させるのに必要な反物質燃料は100μgで良い。
反物質
そんなことなら、恒星間旅行でもほとんどガス欠の心配はなさそうだ。この乗り物を論じるには、やはり恒星・惑星間の長距離ドライブと、その辺をぶらぶらドライブする方法と分けて考える必要があるということです。それで、最初は「ぶらぶら」のほうについてです。なお、以下に出てくる「MHDアエロダイン」とは、1975年にプチ氏が提唱した「MHDアエロダイン(aerodyne)」理論のことです。
円盤が浮力を得る方法は、要するにヘリコプターと同じことなんでしょう。つまり、円盤に対しての気流を下方向に作ればいいようです。ちなみにこの方式は、流体中(大気中・液体中)でないと使えないはずです。とにかく円盤のすべての動きについては、まず周りの流体(空気)を「側壁イオン化システム」(以下にある図を参照)で伝導体にして、マイクロ波の範囲で数十テスラMHD電磁波の場を発生させる、としています。
この電磁波が円盤の赤道環を回転させることによって大気中の移動ができるということです。「宇宙人ユミットからの手紙」の「巻末資料」にある「電磁流体学―新種の磁気流体力学コンバーター、誘導装置」には、それについて以下のように書かれています。
交流電流の流れるソレノイドが周縁に配置された、絶縁素材でできた円盤(図1)を考えてみよう。この磁場の変化によって、円盤に接する流体に誘導電流の円環が生じることになる。ホール効果は無視し得るほどものだと仮定しよう。これらの誘導電流はB(磁)場の瞬間値と連動して、遠心性と求心性を交互に帯びる動径方向の力を生む。システムは球対称だから、この力は動径攪拌効果しか持たず、1サイクルにおける運動量の積はゼロである。誘導電流の強さは、場Bの強さとその周期Tによって異なる。B/T比の閾値以下では、この誘導電流は微弱なままである。
円盤の側壁に、イオンを生じさせる何らかのシステムを取り付ければ、事情は違ってくる(図2)。この装置があれば加速器側壁に接するどの面においても、誘導電流の制御が可能となるのだ。図3に従って、イオン化装置の電力供給を調節してみよう。イオン化緩和の時間が、場Bの周期Tの前では微少であるとする。この条件が現れると、ラプラースの放射状の力が円盤の上部で遠心性となることは、容易に見て取れよう。イオン化された空気はパルス脈流に求められており、図4に従って流体の流れが形成される。
ユミットの円盤の外皮に装備されている側壁イオン化装置
なんだかようワカラン話だけど、要するに飛行のコントロールは、「側壁イオン化システム」と上・中・下のソレノイド(「UFOテクノロジーについて-2」の図中、7・5・8参照)を組み合わせ、さまざまなパターンのパルスでそれらをコントロールすることにあるらしい。
つまり、コンピューターによってきめ細かにコントロールされた磁界を発生させてそれを操作し、周囲に適当な気流を作ることによるらしい。で、最初に話したように情報がきわめて限られているため、てきとーに想像して、動作原理をケッ飛ばしながら説明してみましょう。なお、前に記述したように外皮(側壁)には1平方ミリあたり400個の部品があるとして上の外皮図から想像した場合、例えばその10%がイオン化装置だとします。それが10メートル以上の直径を持った円盤の有効面に設置されているとすれば、さらにざっとけっ飛ばして計算すると、なんと!およそ300万~400万個もあると考えられるでしょう。
つまり「側壁イオン化装置」によってかなりきめ細かな気流を発生させることができると思われます。円盤の運動性が優れているというようなウワサもこのあたりにあるのかも。ついでに話すと、このイオン化システムが薄暗いところで動作しているところを外から見れば、まさに円盤が輝いているように見えるはずです。もしそうなら、円盤の目撃者の多くの証言と同じようになるんでしょう。
それでソレノイドだけど、上で触れたように、円盤には流体の流れをコントロールするために三つのソレノイドが上部・中央(赤道環)・下部に装備されています。もしメイン(中央)ソレノイドのみに電流を流して動作させ、円盤が絶縁素材でできていたとすれば、下図のような電界が生じます。その結果、伝導体となった流体が引きつけられ、電流の方向によっては図のように磁力線の方向が逆転し、その流れが上方向または下方向になると思われます。したがって、それで下方向の気流を生じさせれば、ヘリコプターのように浮き上がるということなんでしょう。
なお、円盤の上下にあるソレノイドは、「宇宙人ユミットからの手紙」の「巻末資料」によれば、「MHDアエロダイン」の理屈によって、最初のエントリー、「UFOテクノロジーについて」で紹介した「磁場が最小限となり、MHDの相互作用が働くゾーン」という図のような磁界(磁力線)を生成するために使われるようです。以下の図は同書あったものです。
次の問題は、どうやって水平軸の、ある方角に進めることができるか?ということです。想像するにそれは、まずイオン化装置とソレノイドの磁界をあるパターンで変化させることよって、ふちにジェットエンジンを円盤の軸を中心とした回転方向に向けて装備したような効果を生み出し、そのため円盤は回転を始めます(クルーの居住空間と外側のボディーは空間によって分離されているため、クルーが回転の影響を受けることはない)。
するとメイン(中央)ソレノイドが同じくコンピューターによってコントロールされた、別のパターンにしたがって(ある方角の)気流を起こさせることを繰り返し、360度のあらゆる方角のうち、進もうとする方角に向けて前進または後退する(円盤でなければならない理由がここにもありそうだ)。例えば時計の10時方向に円盤を前進させたいときは、気流を10時の方角から4時に向かって起こさせればオッケーということでしょうか。もしかしたら、メインのソレノイドを回転と水平推進のために使用し、上下のソレノイドを上下動に使うとか?
というわけで、テキトーにケッ飛ばしの説明は以上ですが、もしかしたら当たらずとも遠からずかも。とゆーか・・・・実はこのアイディアは、例によって朝目覚めたときと「太陽直視」(気を持ちなおして再開)してたときにうかんだわけで、ぜんぜん考えてもみなかったことなんです。それで、やっぱユミットからのホンモンの直接情報なのかな?と。
さらに余談ながら、「x玉」ブログのタマクラさんやネット内で見かける「ウンコ星人」のことだけど、「ウンコ星人」→「ウンモ星人」→ユミット。つまり、私はユミットの情報操作かな?って思ってるんです。ところでタマクラさんの言ってた噴火の件、結局6月には起こらなかったようだ。
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