この前の「UFOテクノロジーについて」シリーズをアップしながらふと思い出したのは、ストリート・マジシャンのデーヴィッド・ブレインのことなんですね。だいぶ前、こちらのバラエティーTV番組の「ファンタスチコ」で、ニューヨークかどこかの通でやった浮遊パフォーマンス(つり上げるためのクレーンの類は使っていないと思える)や、トランプカードをレストランのウィンドへ投げつけ、向こう側に通過させて貼り付けるやつ。瞬間にガラスの裏へ「物質化」?させたそれには、とてもマジックとは思えない、なにかがありそうだと感じたんです。浮遊については、例えば反重力シューズとか(ドラえもん持ってたっけ?)、身に着けているものに反重力の仕掛けがあるとか。
それで最近、デジタル合成された多くの同種ヴィデオがYouTubeにアップされるようになったので理解したんだけど、やっぱデジタル合成したフェイクなんでしょうね(2013年9月22日追加)。
というのも、同エントリーの最後で紹介したサイトの、「『宇宙人ユミットからの手紙』 上」に書かれていたUFOの浮揚原理のイッコで、反重力を利用したやつがすごく印象に残ってるんですね。「双子の宇宙論」を受け入れてしまえば、要するに、ニュートンのリンゴが地面に向かって落ちてくるとき、向こうの宇宙ではその逆の、実態のないリンゴが地面から遠ざかっていく現象が起こるわけだから、もしリンゴを双子の宇宙間で交互にすばやく移してやる手段があるとすれば、リンゴは見かけ上浮陽している、ということらしい。
説明に難しい方程式でも持ち出されるんじゃないか?なんて思ってたけど、反重力がこれほどわかりやすい原理とは思わなかったからなんです。それで気がついたんだけど、電磁気力では引力と斥力があるのに、重力(万有引力)にはそれがないという。ニュートンの万有引力の法則発見のあと、アインシュタインは万有引力がニュートン力学的な力でなく、重力場という時空の歪みであると説明し、その作用が瞬時ではなく光速度で伝えられる、ってしたらしい。
でも、重力(万有引力)ったって常識的に考えれば、電磁気力同様に、どこかに我々を地面に引きつけている力があるとすれば、それを相殺する反力(斥力)がどこかにあってバランスしていると考えたほうがむしろ自然だと思えたんですね。それでググっているうちに面白い解釈を見つけたんです。重力と万有引力の違いについて、いかにもどっかのエライ学者が説明してるような、衒学ライクなもっともらしい説明をしてました。でもやっぱそれは、前回のエントリーのテーマである、「科学の幻想」ということなんでしょう。
2 of 50 Greatest
Magic Tricks - Levitation (David Blaine)
David
Blaine Changes Coffee Into Money
http://www.youtube.com/watch?v=D0cPkNjzYEA
David Blaine Knife with a Card Trick
David Blaine Knife with a Card Trick
それで、さらに思い出しちゃったのは、「奇跡の男」、ミリン・ダヨのことです。現生人類の誕生についてだとか、超古代文明のこと、「ヒットラーの予言」や宗教・多くの超常現象、UFOやロズウエル事件などの隠されたナゾやインチキは解けたけど、残念ながら、彼についてはまだナゾのままだな。
インターネットとインテリジェンス-4
0 件のコメント:
コメントを投稿