「UFOテクノロジーについて-6」の続きです。
「UFOテクノロジーについて-6」では、ブラックホールやらなんやらに触れたため、「UFOテクノロジーについて-5」でしていた話を続けられなかったので、今回はその話へ戻すことにしましょう。それで、すでに話したような超空間移動ができたとして、向こうの宇宙で宇宙船が動くのか?とプチ氏は質問されます。そこがほぼ真空だとしたら、MHD推進装置も使えなくなっちゃうじゃんか、と。
確かにそうだけど、宇宙船が双子の宇宙へ送られると、原子も素粒子もひっくるめて突然この第二の宇宙へ「移植」されるわけだから、質量mの粒子があるとし、これが空間で一定の位置を占めるとして、その特徴的次元は、量子力学にしたがえばコンプトンの長さになる、とプチ氏は次の数式を持ち出したようです(ムズカしーね)。
h: プランク常数 c: 光速
で、この粒子のイッコを向こうの「圧縮された」宇宙に一種の転写のように移植するとすれば、この粒子は他の同じ性質の粒子と比べて(例えば、双子の宇宙とこちらの宇宙の陽子同士)もっと大きいものになるはずだ。そんで粒子の空間的拡大は、量子力学にしたがえば、エネルギーが失われるってことらしい。
このあとに書かれていることがわかりにくいので我流解釈すると、超空間移動したあとに向こうの宇宙で推進装置を使わずに行くとすれば、移動する前に得た推進エネルギーを失わないようにするため、移動した粒子が相対論にしたがって縮小されること、つまりローレンツの収縮にしたがって双子の宇宙の中に、相対論的な速度で再物質化される必要がある、ってなことか?それなら要は、速度も相対的に小さくする必要があるということらしい。
でも待ってちょ。もしそんな物質化が起これば、そうやって得られた粒子の速度はすべて同じ方向を向いてるわけじゃないから、宇宙船そのもの全部が爆弾になっちゃうよ、と理論物理学者の誰かが指摘します。だからその前に準備するんだ、とプチ氏が応え、宇宙船の構成要素全部をスピン(回転)させて強力な磁場を作り、粒子のスピンをそろえるんだ、とします。すなわちこのことは、「UFOテクノロジーについて-6」のドラえもん登場マンガで示したことみたいですね。
そしてプチ氏が、速度の方向は、宇宙船の向きと、移動の直前に生じる磁場の方向によって決まります。達せられる速度は二つの宇宙の収縮係数によって決まります。この係数が2倍になると、宇宙船は瞬間的に光速の、双子の宇宙に結びついた光速の86%になるでしょう、と言ったとします。
この宇宙船は双子の宇宙で停止することができないようだけど、じゃあ止まる方法は?と誰かに訊かれると、プチ氏がそれに応えて、ブレーキをかければいいんでしょうけど、エネルギーの乱費になるんで逆の操作をすればオッケーなんだ。そうすれば瞬間に最初のパラメーターを回復するんだな。最初に停止していたんなら、こちらの宇宙に帰ったときも、行ったときと同じ状態で物質化するんだ、と言ったようです。
そこで問題は、この二つの宇宙は重力で相互作用するし、不安定なんだ。カップルの仲たがいみたいなことがおこるんだな。そんでこの二つの構成要素は同じようにしてるのではない。向こうの宇宙は我々のより熱くて光速も速い。したがってそれぞれの宇宙での距離が変わったり速度・物理定数の比率なんかも変わる。その状況は「宇宙気象」とも言えることで、惑星・恒星間を旅行する時間が変わっちゃう。「超空間の皺(しわ)」の条件が良ければ、10万光年ほど離れていてもそれなりの時間でこれちゃうんだ、ってなことらしい。
といったことで、UFOテクノロジーについて以上長々と、プチ氏の本を基に独自解釈でムニャムニャと説明してきました。しかしながらこのあと、ある疑問点についての情報をググっているうちに、今までユミット関連のキーワードで探してもどうしても出てこなかった情報(私はハッカーによってブロックされ、操作されていると思っている)がパッと現れたんです。それは「『宇宙人ユミットからの手紙』 上」という、最初に出版された「宇宙人ユミットからの手紙」シリーズ著書の内容を網羅・要約した記事のあるサイトです。
直接プチ氏とメールでコンタクトしたとするこのサイト主の記事には、ざっとチェックしたところ、私が参照している再出版本に抜けていることや、より詳しく書いたところもありました。このミョーな感じのサイト発見については、例によってハッカー(ユミット)によって誘導されたものだろうと思っています。この記事中の「ユミットの宇宙空間飛行法」(以下にコピペ)というタグには、私にはわけのワカラン理屈について、「プチ氏は理論的に理解できているようである」なんちゃっていうエラソーなセリフがあって、いかにもユミットが用意した文章(このブログでは、すでに何度もユミットのネット内での情報操作を指摘している)といった感じがするんですね。
それに私にとっては、またしてもユミットによって引っ掛けられたか・・・といった感じもします。なぜなら「ユミットの宇宙空間飛行法」というタグには、以下のような記述があり、どうやら反重力とやらが実際には存在し(反重力を利用して「浮揚する」方法を読んだけど、実に興味深い)、強力な電磁放射によって空間に「表面の破断」が生じる、ってなこと、つまり私にとっては、「時空の曲がり」と解せるような記述があって、「UFOテクノロジーについて-6」で話題にした、駆逐艦エルドリッジの「テレポート」が電磁力によって実際に起こったことだと言えそうに思えてきたからです。
こっちに適当に説明させておいてからキーとなる情報を後出しする。例によって「クソ」という言葉を冠したくなるハッカー(ユミット)のアタマきちゃうやりかたなんです。ちなみに、そういったユミットの情報操作に翻弄された人々の話については、「『宇宙人ユミットからの手紙』 (中)」のページ中の、「ユミットの情報操作」というタグにちょっとばかし触れられているし、このブログでも、それについての別エントリーをアップするつもりです。
まあ、とりあえず以上のことは我がボヤキとして、このサイトの記事は、本を買わずに得る情報として非常に価値があると思えます。今までの、トーシローとしてのヨタ書きに当然ながら誤解や誤りもあるはずなので、あとはこのサイトや紹介されているリンク先や本によって、もっと正確で詳細な情報を、ぜひともみなさん(とくに研究者には)に得ていただきたいと思ってます。このシリーズ・エントリーを読んで興味を覚えた方や、まだ同書を読んだことのないUFOギークとテクノ・ギークのみなさん、そしてちょっとアタマの固い、なんとかギークとは距離を置いてるみなさんもぜひ読んでちょ。
双子宇宙をイメージするのに、メビウスの輪を一回ひねって、二重にする比喩をもう一度使ってみよう。ふたつの輪が重なった部分に対応関係がある。こちらの宇宙空間のどこからでも、ある手段を用いると、向こう側へ抜けられるらしいのである。しかし、それぞれ時空的関連がない別世界なのに、どんな手段があるというのだろうか。プチ氏は理論的に理解できているようである(『手紙Ⅱ』巻末資料3「宇宙論」)。中性子星が内側に爆発した場合、ブラックホールができるのではなく、物質は双子空間に移動するということを先ほど述べた。この移動も双子空間への移動である。これは自然現象であるが。
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どうやって人工的に移動を可能にするかについては、手紙に示唆がある。「1992年末に来たユミットの手紙では、解決のための独創的なテクノロジーが披露されている。強力な電磁放射によって、空間のこの部分にある原子中の中性子間の斥力を消去してしまうと言うのである。そうすれば微小な重力の落ち込みが生じるために、「表面の破断」を引き起こすという。」(『手紙Ⅱ』巻末資料3「宇宙論」53ページ)
「宇宙船が突如として我々の宇宙から双子の宇宙に移行すると、視覚ではもはや捉えられなくなる。それは言わば紙の裏側へ行ってしまったのだ(引用前の個所でプチ氏は二つの宇宙を一枚の紙の裏表でたとえている)。これを逆方向に行えば、宇宙船は突然姿を現し、先ほどの例のように目撃者の目の前で「物質化」するように感じられるだろう。これがいわゆる「超空間移動」である。
宇宙船とその乗員は双子の宇宙の側に移行して、以後はそこにある反物質の稀少粒子との接触から身を護らなければならなくなる(1967年の手紙や、その後に送られてきた手紙によれば、防護対策として、遮蔽板に強力な静電気を作用させているそうだ)。もとの宇宙には大きな真空が、双子の宇宙から来た反物質の粒子が少しあるだけの「空気穴」ができるが、これらの粒子は物質との接触によってたちまちのうちに消滅する。
この真空は一瞬にして満たされる。…ユミットの手紙には、この広大な空気穴が解消する際に、ある条件下では衝撃波が生じ、それが宇宙船の中心線に沿って広がっていく場合があるとしている。目撃者が何か鈍い音を聞くことがあるのも、そのためなのだ。
宇宙船が物理空間に、例えば空気に満たされた大気圏に戻る場合には、これとちょうど逆のことが起こる。…移動した直後、宇宙船はその場に居合わせた人の前に忽然として姿を現す。まるで目の前で「物質化する」ような印象を与えるが、じつはほんとうにそうしているのである。このとき宇宙船が現れたその、体積分の空間に含まれていた空気の分子は双子宇宙に送り込まれ、この新しい環境のもとで「反物質」となってやがて拡散していくことになる。」(『手紙Ⅱ』133-134ページ)
UFOが地表近くでもこの方式を使っている場合が考えられる。以下のプチ氏の説明はその様子を述べていると言える。繰り返すが、こちらの宇宙と双子宇宙は、対応する場があることを念頭に置こう。こちらの宇宙の地球の位置に対応する位置が双子宇宙にあるのだ。また、プチ氏が1993年初頭に行った計算では、「2つの宇宙は重力というか、反重力の作用で結ばれているものと思われる」そうだ。
「質量Mの宇宙船がわれわれの側の宇宙にあるとしよう。宇宙船は地球の重力の作用に従うから、Mgの重さを有することになる。今度はこの質量Mが、双子の宇宙のほうに移動したと想像しよう。宇宙船はわれわれの目から姿を消してしまうだろう。宇宙船の乗員には地球の姿は見えなくなる。目には見えないだけで、それでも地球がそこにあることには変わりない。
だが、この見えない地球が、今度は重力Mgの分だけ宇宙船を向こう側へ押しやるのだ。そこから反重力の効果が生じる。宇宙船は双子の宇宙にいる間は、地球から「遠ざかる」ことになるのである。この二つの宇宙間の移動を速いリズムで繰り返すことによって、宇宙船はその重さを消滅させ、「浮揚する」ことが可能となる。われわれの側の宇宙で自由降下する時間と、逆に双子の宇宙で上昇する時間を調整することにより、自由自在に上昇したり下降したりすることが可能となるのである。われわれの考えではこれこそがUFOが地表近くで浮揚する第二の方式である。」(『手紙Ⅱ』136ページ)
『宇宙人ユミットからの手紙』 上
『宇宙人ユミットからの手紙』 (中)
最後のオマケとして、最近(2010年3月)見つけたユミットの古代の宇宙船というブツを紹介しましょう。推進器がどうなっているのかよーわからんけど、なんと!外観は現在の地球の宇宙船になんとなく似てるじゃないですか。中身はスパコンが並んでいるオペレーションセンターって気もしないではないけど。とにかくユミットにとって現在の地球は、エジプトやらの古代博物館に入って見学してるような感じなのかも。
2010年3月14日改定
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