2009-07-30

プラズマ兵器は核の1万倍!-6


このエントリーの主題である反物質は、我々の宇宙には存在しえません(以下参照)。したがって、このエントリーの記述にある「反物質」を「プラズマ」に置き換えて読む必要があります(2013319日追加)。
ユミットの情報操作について

昨今では、もう異常などと言ってられないぐらい天気がメチャクチャで(「HAARP」じゃないのかな?)、日本は集中豪雨に襲われているということですが、こちらサン・パウロでも乾季であるはずの今冬は、まるで2月に降るような、私の経験したことのない雨に見舞われています。今観たばかりのニュースでは、サン・パウロとしては66年ぶりの冬の雨量になっているそうです。

ということで本題です。同書には興味深いエピソードも書かれています。いろいろと「彼ら」(もちNASAをコントロールしてる)のやり方を調べてみると、なんかの記念日にイヴェントの日時を合わせるというのもオハコなんですね。どうやらインチキ「SL9」に名を借りたこの反物質爆弾の実験にもそれが採用されているらしい。

歴史的なアポロ11号の打ち上げ日が1969716日で、二ール・アームストロングとエドウィン・オルドリンが月面に降りた日が21日です。そしてマイケル・コリンズも含めて立ち去ったのが22日と記録されています。それで同書によると、インチキ「SL9」が木星に最初に衝突した日が1994716日ということで、その「爆撃」が722日まで続いたとします。「彼ら」にとって25周年記念の大スペクタクルだったんでしょうね。

「プラズマ兵器は核の1万倍!-4」ですでに触れたように、再び「彗星」が木星に衝突したってニュースが721日の「Technobahn」サイトへ載り、その関連続報もあったので、前回ではちょっとばかしコメントしました。で、今回の衝突がなんの記念のためだったのか、私でも簡単に想像できます。アポロ月面着陸40周年記念の、ちょー大盤振る舞い打ち上げ花火なんでしょう。

ハッピーバースデー!トゥー・アポロ11と。まあ、今回は15年ぶりの再実験だし、たった一発でも十分データが取れたんでしょうか?それとも経済危機のおりだし、予算を少しばかりチビったんでしょーか?ちなみにプチ氏は、2003年に衛星ガリレオまで自爆させて木星に大きなシミを作ったとしてます。とすれば、今回の40周年記念事業は、通算で3度目にあたるのだろか?

最近スペースシャトルの引退にともなっていろんなロケットが開発されているようだし、日本もH-IIBで参入したいらしく、世界で打ち上げビジネスが活発化しているようです。北のミサイルに負けないように、隣の「ニダ」さんとこまでウリナリ・ロケットを持つという(なんと!600年前はロケット先進国だったというウリナリ・ニュースを「2ちゃんねる」で知ったけど、でも、まーだ?みたい)。しかしながら競争によるコストの削減なんてのもあるだろうし、信頼性は上がりそうなんだろうか?

それで、プチ氏は現在の打ち上げ用ロケットが信頼性を増してきたことを喜びつつ、しかしだよ、過去には1986128日に起こったチャレンジャー爆発事故とか、アリアン5の最初の打ち上げ失敗とか中国のロケット事故とかずいぶん見てきたけど(シャトルは、わずか100回強の飛行で2度の致命的な事故《チャレンジャーと20032月のコロンビアの空中分解》を起こした。これはいかなる理由があれ、有人機として適切な安全基準を満たしているとはいえない、と「ウィキペディア」にある)、もしも、反物質の爆弾や反物質エネルギー利用のロケットが打ち上げに失敗し、そんな爆発事故でも起こしたら、想像もできんことが起こる可能性もありそうだ、といったことを警告しています。

すでに記述したように、核爆弾と違ってニトログリセリンのように不安定なブツということなら、事故が起こることによって地球の消滅もありえるのかも、ということなんでしょう。そして開発当初にそんなブツが「プラズマ兵器」なんて呼ばれていたけど、それはホントの話、実は反物質兵器なんだったんだ、と結論しています。また、以下のような記述もありました。

ガリレオがイオやエウロパをかすめたとき、妙な故障を起こして記録が途絶えてしまった。それにこの推理を符合させると、これら木星のふたつの月のどちらかに何が起こったのか、本当に心配になってくるのも故なきことでない。この故障のおかげでふたつの衛星の接近イメージは誰にも目にすることができないものとなってしまったのだから。

この「『SL9』資料」の文章の最後は、次のように結ばれています。ガリレオの計画されていた自己破壊直前の最後の幕は、20022月のイオ上空での飛行である。そして最後のニュース。シューメーカー(このシリーズ最初のエントリーで記述したように、19956月号の「ネイチャー」で疑惑を遠まわしにチクった)は、「SL9」の発見の3年後に交通事故で生涯を終えている。

さて、あなたはプチ氏の考えすぎだと思います?私は口封じも大いにありえる話だと思うけど・・・ところでみなさん、誰か最近の土星の衛星、イオの写真って見たことあります?はたしてイオは今も存在してるのかな?おっと、忘れるところだった。一年前に、「LHCに進入したハッカーは誰か?」と「LHCの危険な実験とは?」のエントリーで書いたことです。大型ハドロン衝突型加速器(LHC)にハッカー(ユミット)が進入し、故障させた理由(あるいはそのひとつ)は、映画「天使と悪魔」に出てきた「彼ら」による反物質の大量生産だったのです。

あとは余談になるけど、いちど、「製薬産業と医療当局のゴリ押しか?」というエントリーで「EM」のことを紹介したことがあるんです。それで、この「心に青雲」のブログ主が最近、「水の誕生」というエントリーをアップしてたんですね。このブログはなかなか興味深いことを意外な側面から鋭く突いてるな、なんて思ってたんだけど、この水の話になるとトンデモになってる。

コメも読んでいくと、水が地球以外には存在しないと問答無用みたいに断言してるんですね。つまり宇宙には地球以外に生命が、知的生命体がいないと主張するのかな?それにしては、宇宙人が情報操作をやってるなんて主張してるようで、その存在を認めてるみたいなんだけど・・・なんかヘンだ。このブログこそ誰かの情報操作なのかもしれない。たとえ誰かが、実はねぇ~、このブロガーは人類じゃないんだ、と言ったとしても、それはありえることなんかも。
水の誕生(1/4

2009-07-28

プラズマ兵器は核の1万倍!-5


このエントリーの主題である反物質は、我々の宇宙には存在しえません(以下参照)。したがって、このエントリーの記述にある「反物質」を「プラズマ」に置き換えて読む必要があります(2013319日追加)。
ユミットの情報操作について

いつものように「Technobahan」サイトの記事を「お気に入り」でチェックしたら、おかしなことに英語版のHPになってたんですね。それで木星の「彗星衝突」?の続報記事があって、以下のような〆になっていました。どうもおかしいのでハッカー(ユミット)がなにかを示唆したいのかな?と思ったんです。やっぱ当局によってインサイダー情報をオーストラリア人へリークしたヤラセなのか?って思えたんです。

補正光学技術の導入や各種の電波望遠鏡施設の建設などにより、天文学における観測態勢は近年になり、著しい進歩を見せているが、木星のような惑星に関しては既に、研究はし尽くされている側面も強いこと、更に、木星の周回軌道上には地上からの観測とは比べものにならないほど緻密なデータが得られる観測衛星が回っているということもあり、専門研究者がわざわざ木星のような天体を継続観測を行うことは少ないのが実状ともなる。

今回の発見、異変の規模は一般の光学観測器を用いて地上から観測するには微細すぎるため、アマチュアが市販されている観測機材を用いて観測を行うには無理があること。更に、木星を継続観測の対象としている専門家は少ないことなどを考慮すると、ウェズリーさんの存在がなければ衝突事態、認識できなかった、もしくは発見がかなり遅れていた可能性もありそうだ。

シューメーカー・レヴィ第9彗星が木星と衝突を起こしたのは今から15年前、今回の発見は、同程度の彗星衝突が15年という天文学的には非常に短いスケールで起きていることを示唆する画期的な成果であることは間違いない。
木星への彗星衝突を最初に観測したオーストラリア人とは?

さて、いよいよ肝心な、人類がかつて所有した、史上最大の物騒なブツを紹介しましょう。モジュールの中央部に収容されている爆弾本体は、以下の図のような構造になっているようです。

爆弾本体

上の爆弾本体に装てんされた反物質は、まずシャトルによって地球の軌道に運搬されるわけだけど、この時点で事故が起これば世界が吹き飛んじゃうかもしれないため、ターゲットにした木星のもっとも高層である100kmほどの高さ(気圧1バール)で、最後の瞬間に合成されるらしい。図中の1マイクログラムの反物質によって点火されるリチウム水素化物の装てんによるもので、これが発火すると、「水爆」の燃焼コントロールがしやすくなるのである。これはサハロスの装置の再現である、とします。

そして強力な爆弾となる反物質の量は、(運んだものでも、合成されたものでも)、って書かれていて、引き金用と合成物を合計?して数百キロ単位になるという(ツッコミを入れちゃうけど、たった1マイクログラムの引き金用反物質との合計ということ?)。なお、最終段階で反物質に変化するのは、ノーズ近くにある「円筒形の弾丸」だとしますが、前の文章と合わせて読むと、ここの記述が矛盾しているようでようワカラン。

ちなみに反物質は、その製造と操作に関して、核爆弾なら起爆装置を働かせなければ爆発しないけど、反物質はその限りでなく、いったん製造されたら最後、物質とのコンタクトを避けて、爆発しないようつねに活性化(「不活性化」の誤り?)した状態で閉じ込めておかねばならいからだ、としてます。想像するに、ちょっとでも衝撃を与えるとバクハツしちゃうと言われてる、あの有名なニトログリセリンみたんなもんか?それで保管する方法なんだけど、映画「天使と悪魔」で出てきたガラスのケースを覚えてます?あれは貯蔵するための「磁気ボトル」ということらしい。

この木星での実験に使われたとしている爆弾モジュールは、寸法や爆発力、使用されたテクノロジーに違いがあるとされてます。すなわち、例えば木星の磁気圏に粒子、イオン、電子の強力な加速を行いつつもっとも強力な相互作用をしたのはモジュールKであった。これらの粒子は木星の磁気圏を猛スピードで通過しながら、衝突以前に木星の大気にX線を放射するのである。1995年の12月にはガリレオのサブモジュールがSL9に酷似した速度(秒速50から60km)で木星の大気に突入したことを思い出していただきたい。このゾンデには高性能の耐熱シールドがついており、突入の際のきわめて急速な過熱にも耐えられる仕組みになっている。しかしSL9のモジュールにはこの種の耐熱シールドはない。

そう、それは「MHDシールド」を使ってるからなんだぜ、ってな話です。もうこのブログの読者であるみなさんには、あえて説明する必要などないでしょう。「アメリカが実用化した『オーロラ』とMHD魚雷」や「UFOテクノロジーについて」で取り上げたプラズマのバリアーです。上の図をチェックすれば、超伝導コイルのソレノイドと、側壁には電極がちゃんとついているんです。

以下の図は「チーズ箱」モジュールから爆弾本体が分離したところで、爆弾本体の側面には、おなじみの電極が張り巡らされています。右の図は木星へ落下しているところです。「HF針」とあるのは元図にあった名称で、なんのためか不明(HFは高周波磁気なんたら、とかの意味か?)。爆弾の断面図の先端になにか針のようにも見えるものがあるけど、ひょっとしたらこれのことかも。だとすれば、機体をシールドするプラズマがここから噴出・発生しているとか考えられる。ちなみに、翻訳した記述からは意味がはっきりしないけど、もしかしたらB2爆撃機に搭載された超音速で発射されるとする爆弾(対地ミサイル?)には、同じような電極が付いているのかも。


2009-07-24

プラズマ兵器は核の1万倍!-4


このエントリーの主題である反物質は、我々の宇宙には存在しえません(以下参照)。したがって、このエントリーの記述にある「反物質」を「プラズマ」に置き換えて読む必要があります(2013319日追加)。
ユミットの情報操作について

前回は「SL9」のことから脱線した話で終えたので、本題に戻しましょう。でもその前に触れざるをえないイヴェントがニュースになりました。そう、あなたももう読んだでしょうけど、木星でまたもや「彗星」?が衝突したということです。今度は誰にも事前に発見されなかったらしい。ついでにもうイッコ。私はここんとこHAARPと太陽黒点の観測チャートを毎日チェックしてたんですが、HAARPの動きが活発になりっぱなしです。山口の豪雨は関係ないのかな?
木星に何らかの物体が衝突、巨大な閃光が観測

この輸送船に装備された、セリウムの同位体ガスを噴射して推力を得るらしいイオン(プラズマ)エンジンのエネルギー源は、どうやらUFOなみの反物質らしい。そしてその速度となれば、ペイロードにもよるんでしょうけど、秒速100km(普通のロケットエンジンの10倍)に達するらしい。それも1970年代に、サンディア(ニューメキシコ)研究所でこの推進システムが完成されていたという。なお、太陽へ同様な爆弾を送ったときも、推進エネルギーとしてすでに反物質が使われていたという。
セリウム

これらの輸送船は、それぞれの打ち上げ場所と時間によって別々のルートで木星の予定軌道まで行き、1993323日に「SL9」として発見されたわけだけど、その少し前の15日にも見ることができた。しかしながらインチキ「SL9」は、19927月に木星付近で破壊されて断片になったとフイチョーされてるけど、この19933月以前の観測記録がない。8ヶ月前から7kmもぶらぶらし、破壊によってチリの雲が発生していてもおかしくないのにじゃな。やっぱインチキじゃー。つまり発見される前は、まだ輸送船団のフォーメーションがとれてなかったちゅうわけです。

ここでプチ氏はすばやく計算し、19911124日に(最後に)飛び立った輸送船は、15ヶ月ほどで発見された場所までの距離をこなしたことになるとして、かたや1979年のボイジャーが同じことを18ヶ月でやってるんだけど、15トン~30トンの輸送船と800キログラムしかない蚊トンボみたいなボイジャーを比較すると(輸送船はさらに減速までしてるということを考慮すると)、推進エンジンの性能差がわかるというもんだ、としています。

それで、木星から約7億キロでランデヴーした爆弾モジュール船団は、ヴァーニア(姿勢制御用エンジン)でお行儀良く一列に並んでから、インチキ「SL9」として地球の観測者にお披露目したわけだけど、美しく着飾るために「プラズマ兵器は核の1万倍!-2」で触れた、バリウムとリチウムのミックスを太陽光線でイオン化させて、彗星に見せかけるためのカムフラージュを施したとします。以下は爆弾モジュールの実サイズよりもずっと大きい、キロメートル単位の彗星に見せたその原理図です。


ここにある直訳文も、私にとってはフランス語を直説読むくらいチンプンカンプンなんですが、またもやケッ飛ばし解説することにしましょう。まず爆弾モジュールの超伝導ソレノイドによって最大直径が1kmにも及ぶ図のような磁場を生じさせます。次に搭載しているバリウムとリチウムのミックスをそこへ噴射すると、それは太陽光にさらされてイオン化し、磁場内にとらえられる。

すると、要するに地球の磁場(磁気圏)によって両極で起こる、太陽のプラズマ粒子が大気中のそれと衝突すると大気粒子がイオン化して、それが元の状態に戻るときに発光するという、オーロラの現象と同じようなことが起きるようです。そう、バリウムとリチウムのミックスが大気の役目をするんでしょう。そうしてこのシリーズ最初のエントリー、「プラズマ兵器は核の1万倍!」にある、「ハッブル宇宙望遠鏡が撮影したシューメーカー・レヴィー9彗星」のような整列写真がいっちょー上がりになるようです。しかし、そういった感じでこの写真を見ると、ヒオのサンバ・パレードのゴージャスさは感じられなくても、いかにも人工的に作られた隊列って感じがしないでもない。


またまた話が脱線するけど、以前のエントリー、「ウンモ星での生活」でマイクロ波の肉切り道具をレーザーの間違いでは?って書いたんです。でも上記のことについて調べてたら、マイクロ波の利用技術がけっこう進んでいることがわかり、レーダー・通信や電子レンジでチンどころじゃないらしい。送電なんかもそうだけど、肉切りだけでなく、とりわけ軍事テクノロジーとしての活用もさかんらしい。

以下のヴィデオにある「レイ・ガン」は、だいぶ前に見た記憶があるけど、マイクロ波ビームを照射して航空機やミサイルを撃破するようなことも考えられているようです。いや、もうとっくに実用化されてるのかな?それに以下のような記述がある、「阿修羅」サイトの記事も見つけたんです。もし本当なら、電子レンジなしで猛烈にチンしちゃうのか?

バグダッドで米軍の秘密兵器(マイクロ波兵器?)が使用されるのを目撃したバイオリン(またはヴィオラ)奏者マジッド・アル・ガザーリという人物がいるはずです。彼は、米軍が戦車に取り付けた見たことも無いような装置から発する光線か電撃のようなものによって、車輌や人体が一瞬にして小さく溶けてしまった情況について証言しており、最後に今回の米国への演奏旅行についても触れていました。
マイクロ波ミサイルや「停電爆弾」:敵国の電子機器を使用不能にする「電子戦」
ビーム兵器_弾丸の代わりにはマイクロ波で射抜く武器は人道的か?

2009-07-22

プラズマ兵器は核の1万倍!-3


このエントリーの主題である反物質は、我々の宇宙には存在しえません(以下参照)。したがって、このエントリーの記述にある「反物質」を「プラズマ」に置き換えて読む必要があります(2013319日追加)。
ユミットの情報操作について

「ガリレオ計画」と「爆弾モジュール」の輸送:
前回まで簡単に「SL9」(シューメーカー・レヴィー9)の話をしましたが、今回はその彗星の実態であった「爆弾モジュール」について話しましょう。同書では「カマンベールチーズの箱」の形って言ってるけど、要は平たい円筒形のことです。それでこの「チーズ箱」を束ねて載せる輸送用の宇宙船(以下の「爆弾モジュール輸送船」)があり、それをスペースシャトルに載せて地球の軌道に乗せたようだけど、またもやここの翻訳文の一部がようワカラン。それで不明なところは適当に想像して話を進めます。

最初に、どのようなプロセスで木星に反物質爆弾を運んだかを、以下の図によって大まかに示してみましょう。


スペーシャトルは1989年以来、3年にわたって24個の爆弾モジュールを地球の軌道上に運んだとします。198988日(コロンビア)・19891112日(ディスカヴァリー)・1990228日(アトランティス)・19901115日(アトランティス)・1991428日(ディスカヴァリー)・19911124日(アトランティス)の順によって6回のミッションだったとします。この運ばれた爆弾モジュール輸送船の大きさはまちまちで、4機はそれぞれ3個の爆弾モジュールを積み、もっと大型の2機には6個が積み込まれたらしい。そして4機の小型サイズの輸送船は、シャトルが使えない場合でもタイタン4で打ち上げることができるようになっていたとします。

このミッションはいうまでもなく極秘に進められたんだけど、そんなことで驚いちゃいけない、ってな感じでプチ氏は関連したことを話します。実はこのずーと前の1973年のことで、アポロ計画の翌日に「ガリレオ計画」が誕生したということです。ここで横道にそれるけど、アポロ計画疑惑に関して私の主張を変える決心をしたことについて、ついでに話しておきましょう。すでに別エントリーで何度も触れていたように、以前から私は月面着陸疑惑を主張し、ヴァン・アレン帯を生きて通過した人類はまだいないはずだと思っていました。

アポロ月面着陸疑惑は陰謀だった?:
なぜならそこの放射線強度が地上の1億倍にも達するというし、アルミ合金のボディーではそれを防止できないだろうという情報があったんです。しかしプチ氏の著書を読むと、アポロ計画についてなにも否定してないことが私としてはあらフシギだったんです。となれば、なにか根拠があるんじゃろか?それで今度はもう少し時間をかけて調べてみると、以下のような記事による説得力も無視できなくなったんですね。さらに718日の「Technobahn」サイトでは、私には点にしか見えないけど、ついに撮られたアポロ月面着陸船とされる写真が公開されてました。
アポロ計画陰謀論(3) 放射線帯が通過できない?

月観測衛星「LRO」、遂にアポロ11号の月着陸船の映像撮影に成功

そうなると、例えば炎が出ないとかいう疑惑があった月面モジュールの推進エンジンの問題なども、もしかしたら反物質をエネルギー源にしたイオンエンジンだったのか?とも思ったけど、それが開発されたのは、このあとでも触れるように1970年代らしい。しかしながら、「宇宙人ユミットのプラズマ科学」を参照したエントリーをアップし始めて最初に取り上げたMHD魚雷以来、とても考えられなかった極秘軍事テクノロジーを知ることになってから、1969年に月面へ着陸したとしても決しておかしくないと思えてきたんです。

それに、なによりもアメリカの極秘軍事プロジェクトを熟知していると思え、消されもせず(プチ氏は突然眠気に襲われて仮眠しているうちに、ユミットに腹の辺りに常時居場所を突き止められるようなマイクロチップかなんかをインプラントされたらしい)に唯一バラせる立場にいるプチ氏が認めることなら私も認めざるをえない。さらに決定的になったのは、我がパソコンのちょーウザいハッカー(ユミット)がそれを示唆しているように思えたからです。

具体的に言っちゃえば、私の書くことにときどきちょっかいを出すことのあるハッカーが、「ペイント」や「GIMP」でマンガ描きしているときに邪魔していると感じたんです。私はアポロ計画疑惑の我が主張についてハッカーがどのような示唆をするのか?ということも常に意識しながら「再び『アポロ計画疑惑』の検証」なんていうエントリーを以前アップしたんだけど、そんならもっと早く教えてくれたらよかったのに、って思ったわけです。ユミットさんが口笛吹けるかどうかしらんけど、それやって知らんぷりしてたんでしょう。ったくうるさくてクソったれたハッカーだ。

ということで、とりあえずアポロ計画が実際に実行されたものとして考えることにしました。ただそうなると、今度はなぜこんなにアポロ疑惑・陰謀論がメジャーメディアも取り上げるほど(こちらのTVニュースでは、アポロの月面着陸40年記念のシリーズ・ニュースを流していて、しつこいように陰謀論を紹介している)チマタにあふれたのか?という疑問がわいてきちゃった。そしてNASAがなぜか?紛失したアポロ計画の磁気テープ・データを今度の40周年記念のために復元したらしいけど、どんなインチキをしているんだろうか?といったことも。

あなたも見たことがあるでしょうけど、宇宙飛行士たちが月面でのETの存在を確認した、といった疑惑情報もネットで見たことがあります。つまり、「 これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍である」、なんてセリフの前に言った二ール・アームストロング船長の言葉が、「なんだあれは・・・あの宇宙船のような物はなんだ…」、っていうやつだったとかです。

となれば、確信はないけど、アポロ計画疑惑は当局側からむしろ故意にバラまかれたもので、その真の目的は、アポロの宇宙飛行士たちが月へ行って見たことを隠すための情報操作の一環だったのではないか?本物の疑惑から注目をそらすための策謀でなかったか?と思われてきたんです。で、さらにかんぐるとどーなるか。疑惑論争に終止符をうつために、ついに着陸船の居場所を見せたということは、そのうちETの存在も明らかにして、もしかすっと例の、宇宙人が攻めてくるという「ブルービーム計画」でもおっぱじめようというのかも。
ミッチェル博士の告白は「ブルービーム計画」か?

以下のフリーメイソンの旗とメダルは、「デーヴィッド・アイクの情報」サイトからのリンク先にあったものです。ちなみにエドウィン・オルドリン飛行士はメイソンの32階級で、ゴードン・クーパー、ドン・イーゼル、ウオルター・シラー、トーマス・スタッフォード、エドガー・ミッチェル、ポール・ヴェイツなどの宇宙飛行士もメイソンだそうです。

ゴードン・クーパー飛行士が月面へ持参したとするメイソンの33階級(最高大総監)旗

メイソンの月面着陸記念メダル

横道で話すことが長くなっちゃったな。そろそろ話を戻しましょう。反物質爆弾実験のさきがけとなる衛星ガリレオは1995年に木星へ到着し、この壮大な実験の観測にかかわることになったとします。でも、それよりさらに前の1979年~1989には、実験場としては木星よりずっと隠蔽しやすい(太陽の光が強すぎて、なにが起こったのかワカランからという)、どうやら太陽へ向けて16個の反物質爆弾を「クロイツ群」の彗星(SOLWINDSM-M)とかによそおって送ったらしい。
クロイツ群

そして太陽に衝突させたときに起こった爆発は、数時間後に発生した太陽コロナの強い輝きとして観測されたのみだった、といったことらしい。このときの衛星ガリレオに相当する観測衛星は、マゼラン衛星かも?と、わかりにくい翻訳文章だけど、適当に解釈して読むと、そんなところだと思います。ではコーヒーを一杯クビクビと・・・

2009-07-20

プラズマ兵器は核の1万倍!-2


このエントリーの主題である反物質は、我々の宇宙には存在しえません(以下参照)。したがって、このエントリーの記述にある「反物質」を「プラズマ」に置き換えて読む必要があります(2013319日追加)。
ユミットの情報操作について

ソ連の電磁気砲について:
前回の「SL9」の話を続ける前に、物理学と(極秘)軍事テクノロジーの進歩についての解説を少しばかりしなければなりません。つまり、1945年の広島・長崎への原爆投下のあとの、アメリカで実施されたDPS(防衛サポートプログラム)32プロジェクトのことや、ソ連のアンドレイ・サハロスが1952年に実験した電磁砲のことが同書に紹介されています。

この電磁砲とは、15キロの火薬でソレノイドの磁場を圧縮して100テスラと2500万程度の気圧を得て、2グラム(単位の間違え?)のアルミ二ウムをプラズマの「煙の輪」に変えてしまい、秒速50km100km?)程度でそれを発射するという。この電磁砲を真空中で使用して、ロシア人(アメリカも?)ロケットや宇宙ステーションを攻撃する砲弾として使おうとしたらしい。キラー衛星による自爆攻撃や、2007年に多数のスペースデブリをバラまいた中国のASAT(衛星攻撃兵器)なんかに比較すればスマートな方法なんかな?

ただ残念ながら、ここの記述と図がよく理解できない。やはり訳者が理解せずに翻訳しているからでしょう。以下は私が原図を基にして想像したその原理の断面図です。適当にケッ飛ばして解釈すると、火薬が砲尾で爆発すると磁場によって超高圧になったガスが真空空間へ押し出され、アルミの環を発射させる。このアルミは蒸発して秒速50mの閉じ込められたプラズマの輪の砲弾になる、ってなことなになるのかな?調べたら、火薬なしの「レールガン」(要するにMHDの応用)として「ウィキペディア」(ここの図もまた理解しにくい)に載ってました。


というわけで、電磁砲はこれぐらいにして、いよいよアメリカのプラズマ科学を使用したちょー兵器について触れることにしましょう。それで、アメリカはソ連や中国(1986年のボストンの学会に参加したように、MHDに関してはプロだという)に対して、高性能な超伝導体(ソ連の電磁砲には使われていない)や進んだテクノロジーの面で決定的に有利だったとしています。

なぜなら原子を素粒子に分解してしまうプラズマがすでに実用化されていて、「プラズマ・ガン」でネヴァダの地下にTNT火薬100キロトンに相当するエネルギーを発生させ、直径400m、深さ150mのクレーターなんかを、使う予定もないのに造っちゃったらしい。1961年におこなわれたこの「セダンの実験」によって、アメリカはついに反物質を手にしたらしい。

現在、オバマ大統領がロシアへ行って核軍縮の話なんかしたりして世界をたぶらかしてるけど、そんなのはお人形さん大統領たちが人形劇で演じている以上の意味など持たないんでしょう。北朝鮮の核だミサイルだ、イランの核装備だと騒ぐことなんぞ、ヒツジさんがメエメエ泣いて騒いでいるみたいなモンかも。人類が初めて反物質を得たのが1961年なんですよ!みなさん。核兵器なんてのは、はるかに時代遅れの兵器なんだから。

そんで今を去ること20年以上前の1980年代に、モスクワのサミットにハゲ頭の小柄な男がやってきたんだ、とプチ氏が話します。それは当時のゴルバチョフ大統領のことで、なんと!ユミットが東西間の核パラノイア(キ印)を止めさせようと、彼にコンタクトしたという。で、ちょっと探したら以下の記事が出てきました。そのあとはみなさんご存知のように、軍拡競争に一応ブレーキがかけられたということです。

2004年に亡くなったアメリカ元大統領のロナルド・レーガンさん。彼のことを書いた本を執筆したDarwin Porterさんによると、レーガンさんは大統領時代に宇宙人がアメリカを侵略するのを恐れていたっと言うのです。又それだけでなく、宇宙人は地球を数十年に渡って監視していると信じていたと言われているそうなのです。

レーガンさんは生前に友達に「UFOを3回見たよ。それらは西にある砂漠に着陸していているんだ。」っとも話していたそうで、どうも何らかのUFO情報を持っていたんじゃないですかネ・・・・。ただしかし、レーガンさんの娘さんであるパティー・デイビスさんによると、そういう話について父は冗談を言っていたのかもしれない・・・っと話しているそうです。

当時のソビエト連邦の大統領であったミハイル・ゴルバチョフ氏によると、アメリカとソビエトは宇宙人の侵略に対しては協定を結んでいたそうで、レーガン元大統領はゴルバチョフ元大統領に「もしアメリカが宇宙からの何者かによって攻撃を受けたら助けてくれるかい?」っと話していたそうです。
レーガン元大統領は宇宙人からの攻撃を恐れていた?

しかしながら話を戻すと、先行するアメリカは、その軍拡競争防止の一環である1967年の「宇宙条約」(とりわけ4条)から隠れて「AMPTE計画」を開始し、1984816日にデルタロケットを発射して実行したという。すなわち、1年間にわたって地球内外のさまざまな磁気圏にバリウムとリチウムの「雲」を作り、地球の磁気圏と太陽風の相互作用を調べたという。そしてこの実験には、ドイツ・イギリスなどの複数の研究所が(知らないうちに?)協力したらしい(まあ、現在の日本でもニュートリノやHAARP?あるいはケムトレイルとかで協力してるんだろうから、驚くほどのことじゃない)。

この実験は、木星でおこなった反物質兵器実験をカムフラージュするために、バリウムとリチウムのミックスを太陽光線でイオン化させ、爆弾モジュールを彗星に見せかけるための、隠蔽作戦のイッコであったとします。それは、「私はこのまったく奇妙なみかけの物体にたまたま出くわした。てっきり彗星だと思ったが、それにしてもこんな奇妙な彗星は初めて目にした」、と、発見者のキャロライン・シューメーカーが話したらしいことからうかがい知れるでしょう。

2009-07-18

プラズマ兵器は核の1万倍!

このエントリーの主題である反物質は、我々の宇宙には存在しえません(以下参照)。したがって、このエントリーの記述にある「反物質」を「プラズマ」に置き換えて読む必要があります(2013319日追加)。
ユミットの情報操作について

プチ氏の著書を読むまで、軍事に関する私の認識レヴェルでは、ちょーテク最新秘密兵器なんぞはマンガの世界だけで、ポータブルで比較的クリーンな小型水爆やレーザー兵器程度までは開発されているだろう、という程度だったんです。でも、そんなボンクラ認識がまったく間違いであったことを同著書で知りました。例えば水中で時速2000kmを出すMHD魚雷がいつ開発されたか(ほぼ30年前)思い出せばわかるでしょう。それで、これからがそのことを知るホンバンになります。テクノ・ギークや軍事オタクのみなさん、やっぱ我々は、たぶらかされやすいお人好しだんでしょう。

おなじみのサイト記事、「『宇宙人ユミットからの手紙』 上 」中の「反物質爆弾の可能性」と「『宇宙人ユミットからの手紙』を読んで 」のタグでは、「SL9」文章による「反物質爆弾」に触れています。このブログでも「レーザービームで反物質?」などのエントリーによって、何回も反物質について(それは存在しないらしいという勘違いも含めて)紹介しています。

反物質について簡単に言えば、(例えばユミットの宇宙船の基本的なエネルギー源になっているという)リチウム―水素の混合物(「UFOテクノロジーについて-2」参照)を、およそ1億気圧といわれるちょー圧力の下で、それを融合して作り出すらしい。この反物質は、あの有名なアインシュタインの方程式E=mc2にしたがってそのまんまエネルギーに変換されるわけで、世界のすべての核兵器を合わせたとしても、この反物質の数キログラムにしかならんのじゃ、ってことらしい。

ここでちょっと脱線させてもらうと、ついこのあいだ「Technobhan」にアップされてた記事によれば、ロッキード社の元エンジニアがF22のステルス性について、潜在的欠陥をチクルどころか訴訟まで起こしたらしい。ちょー高価+Fxxの相変わらずなこの手の欠陥ぶり+おサルさん仕様+演習で練習機にも撃墜される=F22日本仕様なんちゃって。クールなアメリカ軍産複合体のセールス・トークにダマされて(それとも押しつけ?命令?)、なぜか?そんなラプターを政府がスゴク欲しがってるようだけど、そんなの止めちゃって、どうしても欲しいのなら、機体の枯れたF15ESでも買えばいいんじゃないかと思うんだけど。

「{アメリカが盗んだ}宇宙人ユミットのプラズマ科学」では、「巻末資料」中に「『SL9』の資料」として、その反物質兵器の実験に関する詳しい情報が載っています。今回からそれを紹介してみましょう(他にも上の「『宇宙人ユミットからの手紙』 上 」を読むと、「第三作目」というところにその概要が書かれている)。この信じがたい話は、19947月のシューメーカー・レヴィー9号彗星が木星に衝突したことについてなんです。

SL9」(シューメーカー・レヴィー9)彗星:
その奇妙な彗星が1993325日、木星から16千万kmの地点でアマチュア天文家のシューメーカー夫妻とデーヴィッド・レヴィーによって発見されてから、以下のような経過をたどって木星に衝突した、というのが表面上のストーリーということです。ところがフランスのインターネット・カフェから「SL9」(シューメーカー・レヴィー9)という、匿名の文章がインターネット・ディスカッション・フォーラムに流されたとします。そしてプチ氏は、この文章がユミットから受け取っていた手紙と酷似していることに注目し、ユミットによるものと確信したらしい。


注記: ロッシュの球体とは、惑星や衛星が破壊されずにその主星に近づける限界の距離のこと。 その内側では主星の潮汐力によって惑星や衛星は破壊されてしまう。ロシュの限界、潮汐分裂、ロッシュの限界ともいわれる(ウィキペディア)。


ハッブル宇宙望遠鏡が撮影したシューメーカー・レヴィー9彗星と衝突痕(ウィキペディアよりコピペ)

衝突は隠れた位置で起こり、その衝撃の一つ一つは10分後に地球から観測された。しかしNASAの観測衛星ガリレオは「偶然にも」観測できる「特等席」にいたのだけれど、肝心のところで何度も「故障」を起こして発表データには欠落があったらしい。そして7番目の衝撃が最も大きくて、その痕跡は地球がスッポリ入っちゃう3kmにも達し、天文学者は100万メガトンの規模に匹敵すると、つまり、世界中のすべての核兵器を合わせた200倍ほどの威力だったとしています。

そして、その断片は木星の大気の高層を秒速60kmで斜めに横切り、約100kmの深さへ達したとします。そのとき1万度の高熱イオンガスが残されて、全体として木星の深い層から生じる間欠泉とガスのようになって数千キロの高さに吹き上げられ、不透明な雲となって広がる。このガスは木星の表層のようには反射しないため、小さな彗星の断片の衝突にもかかわらず、これほど大規模な現象となって、そのあと何年も観測できたという話です。

最初の衝突から観測者たちは、地球の大きさの4倍にも及ぶ染みを残した、そのあまりにも大きな規模に驚き、プチ氏の同僚は、これが彗星なのかどうかすらワカランな、と言ったそうです。例えば断片のいくつかはマグネシウムイオン放出してるけど、しないのもあるよ、と話したらしい。

そしてイギリスの科学雑誌「ネイチャー」199561日号では、発見者の一人、ユージン・シューメーカーの言葉を紹介し、「木星がこれほど大きな彗星と衝突する頻度は平均して2000年に一度のことであろう。ハッブル宇宙望遠鏡の修理が終わり、ゾンデのガリレオが衝突を直視しうる位置にあり、赤外線探知機が作動し、アメリカ合衆国が基本的な研究に興味を示す時期に、折りよくこういう現象が起きるとは、これぞ奇跡というものである」、という(本人が知っていたのかどうかは不明ながら)「皮肉」?が紹介されてました。

本題は以上であとは余談になるけど、タマクラさんと「賢者様」に脅された6月は無事に通過しました。で、今月は「賢者様」が富士山の小噴火等の前兆現象が発生って言ってます。私が毎日覗いているブログなんかでも、関東地区の隆起現象(浅草とか千葉県)や地震の前兆現象が出ているという。22日の皆既日食がトリガーになるか?なんて。それに先々週から太陽の黒点が少し増えて活動期に入る兆候か?なんてウワサがあったけど、結局のところ線香花火に終わっちゃって、またゼロになってるな。寒冷化は間違いないか?

2009-07-16

デーヴィッド・ブレインは反重力を使ったか?

この前の「UFOテクノロジーについて」シリーズをアップしながらふと思い出したのは、ストリート・マジシャンのデーヴィッド・ブレインのことなんですね。だいぶ前、こちらのバラエティーTV番組の「ファンタスチコ」で、ニューヨークかどこかの通でやった浮遊パフォーマンス(つり上げるためのクレーンの類は使っていないと思える)や、トランプカードをレストランのウィンドへ投げつけ、向こう側に通過させて貼り付けるやつ。瞬間にガラスの裏へ「物質化」?させたそれには、とてもマジックとは思えない、なにかがありそうだと感じたんです。浮遊については、例えば反重力シューズとか(ドラえもん持ってたっけ?)、身に着けているものに反重力の仕掛けがあるとか。

それで最近、デジタル合成された多くの同種ヴィデオがYouTubeにアップされるようになったので理解したんだけど、やっぱデジタル合成したフェイクなんでしょうね(2013922日追加)。

というのも、同エントリーの最後で紹介したサイトの、「『宇宙人ユミットからの手紙』 上」に書かれていたUFOの浮揚原理のイッコで、反重力を利用したやつがすごく印象に残ってるんですね。「双子の宇宙論」を受け入れてしまえば、要するに、ニュートンのリンゴが地面に向かって落ちてくるとき、向こうの宇宙ではその逆の、実態のないリンゴが地面から遠ざかっていく現象が起こるわけだから、もしリンゴを双子の宇宙間で交互にすばやく移してやる手段があるとすれば、リンゴは見かけ上浮陽している、ということらしい。

説明に難しい方程式でも持ち出されるんじゃないか?なんて思ってたけど、反重力がこれほどわかりやすい原理とは思わなかったからなんです。それで気がついたんだけど、電磁気力では引力と斥力があるのに、重力(万有引力)にはそれがないという。ニュートンの万有引力の法則発見のあと、アインシュタインは万有引力がニュートン力学的な力でなく、重力場という時空の歪みであると説明し、その作用が瞬時ではなく光速度で伝えられる、ってしたらしい。

でも、重力(万有引力)ったって常識的に考えれば、電磁気力同様に、どこかに我々を地面に引きつけている力があるとすれば、それを相殺する反力(斥力)がどこかにあってバランスしていると考えたほうがむしろ自然だと思えたんですね。それでググっているうちに面白い解釈を見つけたんです。重力と万有引力の違いについて、いかにもどっかのエライ学者が説明してるような、衒学ライクなもっともらしい説明をしてました。でもやっぱそれは、前回のエントリーのテーマである、「科学の幻想」ということなんでしょう。

 
2 of 50 Greatest Magic Tricks - Levitation (David Blaine)


David Blaine Best Street Magic Card Trick Ever


David Blaine Changes Coffee Into Money

http://www.youtube.com/watch?v=D0cPkNjzYEA
David Blaine Knife with a Card Trick

それで、さらに思い出しちゃったのは、「奇跡の男」、ミリン・ダヨのことです。現生人類の誕生についてだとか、超古代文明のこと、「ヒットラーの予言」や宗教・多くの超常現象、UFOやロズウエル事件などの隠されたナゾやインチキは解けたけど、残念ながら、彼についてはまだナゾのままだな。
インターネットとインテリジェンス-4

2009-07-14

我々の科学は幻想か?

これもググっていて偶然?見つけた文章だけど、現代科学を批判した以下の記述(その一部)を読み、マジで啓蒙されました。我々の宇宙についての認識は、コペルニクスが天動説をひっくり返してガリレオ・ガリレイが宗教裁判にかけられて以来、アインシュタインやホーキングが登場したとはいえ、たいした進歩をしていないのでしょう。

数学ではゼロやマイナスという概念が堂々と登場しますが、自然界にはそんなものは絶対にありえないのです。ホーキング宇宙論の特徴は、「虚時間」や「虚空間」が随所に記述されていることですが、そんなものは宇宙のどこにも実体として存在しません。 これについて、コンノ氏はつぎのように述べています。

「われわれの身の回りにおいて、マイナスという事象が現実存在だと錯覚することがある。バッテリーのマイナス記号や、寒暖計のマイナス表示などである。しかしバッテリーのプラス・マイナスといっても、それは単なる電極の記号であるという意味だけで、マイナス(負)の電気がそこに存在するわけではない。寒暖計のマイナス表示も同じで、絶対零度(マイナス273.15度)にいたるまで、零下100度といえども、温度そのものは有(プラス)として立派に存在する。

数学でいうゼロ・マイナスという独立した存在や現象など、自然界に絶対ありえない。 こうした数学と物理学の基本的な異質さに、妙なことに、一流といわれる物理学者さえ気づいていないどころか、完全に混同視しているのは、まことに憂慮すべき事態だといえる」。

アメリカの著名な科学評論家ジョン・ボスロウは、「宇宙論は混迷の真っ只中にあり、ビッグバンは危機的状況下にある。そしてこの間に得た教訓といえば、われわれを幻滅させる以外の何物でもなかった。ようするに、近代科学が立てた目標はめったに達成されないということが、またしても確認されたということだ」と述べています。また天文学博士で、『ネイチャー』の編集員でもあった科学ジャーナリストのデビッド・リンドリーも、アインシュタイン理論について、つぎのように語っています。

「相対性理論もまた、空間の幾何学や重力の規則を説明する手段として、数学をエレガントに利用した。こうした理論の形、つまりまぎれもない数学であり、幾何学であるというところが、それだけで説得力を持っていたのだ。相対性理論を直接、実験で検証することなど、今日ではほとんどない。物理学者をこの理論に惹きつけるのは、一見理論が生まれもっている魅力、つまりこれほど心底満足できるものならば、深遠な真理を必ず含んでいるに違いない、という錯覚である」。
1. 科学への幻想

その科学の幻想のイッコ、宇宙のことについて考えてみましょう。「UFOテクノロジーについて」シリーズの最後で紹介した「『宇宙人ユミットからの手紙』 上」のタグ、「双子宇宙の存在をユミットから教わる」では、以下のように書き出されています。

星が数千億個も集まった銀河は渦を巻いている。大きな銀河では数億年かけて一回転する(我々の銀河系では2億年)。回転していれば遠心力がかかる。遠心力は星を外側へ飛ばし、渦を消滅させるように働く。そうならないのは、銀河を構成する物質の引力が内側へ引き付けているからだ。ところが、どう観測しても、遠心力に釣り合うだけの引力を生む物質がない。

物質の量が足りないのだ(必要な量のたった5%しか観測できない)。そこで学者たちは観測ではまだ見つかっていない「失われた物質塊(ミッシング・マス)」が、あるのだと考え、その探索にやっきになっている。ところが、『手紙』からの情報では、そんなものは、そもそも存在していないという。今我々が住む宇宙と対になっている双子宇宙からかかる斥力によって、銀河は形を保っているというのだ。
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これら現在の科学界の常識を覆す画期的な考え方は、プチ氏の独創ではなく、ユミットからの情報をプチ氏が数学的に裏付け、「仮説」として提示したものである。プチ氏によれば、驚くほど観測結果と一致するという。・・・・・(双子の宇宙は)なかなかイメージの難しいものである。数学的な抽象思考になれた人はいいかもしれないが、具体的なイメージを必要とする者には、理解しがたい面もある。・・・・・

まずビックバンが爆発した時に、ふたつの宇宙が生じたのだが、その流れる時間は逆方向になったという。・・・・その際、われらが宇宙には物質が、双子宇宙の方には反物質が分離した。反物質というのは、電子に対して陽電子、陽子に対し、反陽子といった、電荷的に正反対の物質のことである。この反物質が、ビックバンの爆発時、物質と同数生まれたはずなのに、現在我々の宇宙にほとんど存在していないことが、長いこと宇宙物理学の謎とされてきた。それが大挙して別の双子宇宙に別れたのなら、理屈にあう。

双子宇宙は、空間=時間の関係で結び合わされていないのに、我々の宇宙に一定の影響を及ぼしている。これをイメージするのに、プチ氏はメビウスの輪を用いている。メビウスの輪をねじって二重にして、二つの輪が接触している状態である。接触している面に互いに磁石をおいて、影響し合うようなイメージだ(本当には磁界は影響しない)。

ペア宇宙はそれぞれ個別性があって、双子のように同じなのではない。銀河の数も宇宙の構造も違う。たとえば、宇宙の大構造に泡のような何もない個所があることが分かっているが、双子宇宙の方では、その対応する個所には巨大な物質塊がある。逆に我々の銀河(物質塊)の位置に対応した双子宇宙は、とくに物質(反物質だが)が希薄な真空である。ブラックホールは存在しない。中性子星が内側に崩壊すると、物質はペア宇宙に移送される。

そして、単行本の「宇宙人ユミットからの手紙」の「巻末資料」に収められた記述で、ユミットは次のように言っているとします。アインシュタインの歩みは間違ってはいなかったのですが、彼は光速度が与えられた慣性形においてのみ一定なのだ、ということを知らなかったのです。つまり、すでに話したように、複数の双子の宇宙に中では、光速cがR2=常数(R:宇宙のマイナス曲率半径)で変化しているということなんでしょう。さらに宇宙については、時間とともに膨張しているとか、右か左に曲がっていくとか言うのは意味がない。それらを観測する位置によってそう見えるだけだということらしい。

私は「UFOテクノロジーについて」シリーズで、宇宙船の「超空間移動」を説明するためにイメージしやすい、てきとーな図を作ってのっけたけど、実際の「双子の宇宙」をイメージするということは、実にホントに難しいもんでしょう。おそらく我々は、ゾウとアリのアリさんというよりも、もっとちっちゃいノミ・・・いやゾウリムシ・・・まあ切りないから、ここではノミさんにしときま・・・いや、やっぱ話のとおりアリさんにしよう。

それは、象の鼻の部分にいるアリさんが、象さんってヘビみたいに長くてクネクネした生き物じゃん、と話すと、爪の部分を歩くアリさんは、ちゃうで!硬くてツルツルした生き物だよ、と主張する。そんで耳に取りついてるアリさんは。ツッ・ツッ・ツッって指を振ってから、蝶のようにヒラヒラした生きモンなんだぜ!ベイビーって、それぞれが勝手に主張したという話です。

すなわち、このガクモンの本質まで看破した話によれば、ノミ・・・もとい、アリの視界からでは、本当のゾウの姿を認識することができない状況にあるんじゃな、ということなんでしょう。あるいはきっと、現在の我々の宇宙に関する認識は、釈迦の手のひらの中で万里を駆けたと思って、ついでに釈迦の指へオシッコひっかけた孫悟空みたいなんでしょうね。

まあ、バカな話はここまでにして、私は試しに、上に書かれたことからメビウスの環(紙でテープを作ってひとねじりし、あとは両端を糊付けすればオッケー)を眺めていたんだけど、確かに難しい数式を眺めて理解しようとするよりは(というよりムリだな)ずっとイメージしやすい。それで、プチ氏の本に中にあった資料を基に、以下へケッ飛ばし説明をココロみてみましょう。

しかしながらまず問題は、この「巻末資料」にある図(「メビウスの二つの薄板」)がへんてこりんでイメージできない。♪どうにも止まらない(古いけど覚えてる?)、じゃなくて、どうにもメビウス環(わ)っからない。とにかく間違ってるんでしょう。それでも概要は理解できるため、普通のメビウスの環によって説明することにします。でもその前に、コーヒー・ブレイクにして頭をすっきりさせよっと。

メビウスの環で「双子の宇宙」を理解する:

それではまず、以下の右下図にある「R」がメビウスの環を一周すると、裏側で逆さになることに注目しましょう。もしあなたがメビウスの環の内側にいて「R」を観測した場合、逆さ「R」が左に向かって移動しているように見えるはずです。しかし、環の外(表側)にいる観測者にとっては、「R」が右の方向に移動していると見えるはずですね。環がねじれた場所で観測するものにとっては、「R」は歪(ゆが)んだものになるんでしょう。


つまり観測者のいる場所によって「R」の方向や動く方向が違って見えるわけで、すでに挙げたように、宇宙については、時間とともに膨張しているとか、右か左に曲がっていくとか言うのは意味がない、ということなんでしょうね。そして「UFOテクノロジーについて」シリーズで話した時空間の問題については、時間も反物質・反重力(「UFOテクノジーについて-56」参照)と同じことで、向こうの宇宙では、それを相殺するように「反時間」みたいな現象が起こる。すなわち左上図の、メビウスの環の裏側の「時間の矢」が反対方向を向いているということなんでしょう。

ところで反物質といえば、その話についてもいずれエントリーをアップするつもりなんだけど、以下の記事を読むと、人工衛星が飛んだあとでさえ、長々と天動説に固執してきたヴァチカンの保守性を笑えないんじゃないかと思います(正直な話、私でさえこのエントリーを書いてるとき、なぜか地動説と天動説を間違えて打ち込んだまましばらく気がつかなかったくらいだ)。まあ、それゆえに東大の教授になれたんでしょうけど。それに「彼ら」がコントロールするハリウッドがこの手の映画を製作するとき、それとなくエピソードに真実を入れてゴイムさんをマインド・コントロールするってことも知らないのかな?あるいはすべて知っているんだけど、バラそうとすればどうなるか考えたとか?

「反物質」を使った兵器づくりなんて、現実の世界ではあり得ません――。米映画「天使と悪魔」の封切りを前に東京大の早野龍五教授(物理学)が18日、異例の記者会見を開き、反物質研究について誤解をしないよう訴えた。反物質は、通常の素粒子とは逆の電荷を帯びた「反粒子」からなる。物質と反物質が出会うと消滅し、大きなエネルギーが発生する。映画は「究極の大量破壊兵器」をつくるため、欧州合同原子核研究機関(CERN)から反物質が盗まれるという筋書き。ロン・ハワード監督、トム・ハンクス主演で、5月15日に世界同時公開される。ダン・ブラウン著の原作も世界的なベストセラーだ。

CERNでの反物質研究に実際に参加している早野教授は会見で研究の歴史などを解説。「反物質は、現在の科学技術では1グラムつくることさえできない。爆弾をつくるのは全く不可能だ」と強調した。記者会見を開いた理由については「映画はエンターテインメント。科学性を論じるのはヤボなことだと承知している。ただ、最近、反物質研究は危険ではないかという問い合わせが相次いだので、正しく理解してほしいと考えた」と話した。(山本智之)「200931932分」
東大教授、映画に科学で反論「反物質で爆弾、不可能」

今回のオマケ。次の写真は「デーヴィッド・アイク(David Icke)の情報」というブログで見つけたものです。ナチス(ホロコースト加害者)とシオニスト(ホロコースト被害者)の「シオナチメダル」(ZIONAZI MEDAL)だそうです。ナチスのゲッペルスが友情を記念して作らせ、今でもユダヤ人とドイツ人の多くがこのメダルを持っているということらしい。ヒットラーは隠れユダヤ人であり、ナチスによるユダヤ人迫害は、のちのシオニスト国家建設のための自作自演だったのです。