「プラズマ兵器は核の1万倍!-5」の続きです。
このエントリーの主題である反物質は、我々の宇宙には存在しえません(以下参照)。したがって、このエントリーの記述にある「反物質」を「プラズマ」に置き換えて読む必要があります(2013年3月19日追加)。
ユミットの情報操作について
昨今では、もう異常などと言ってられないぐらい天気がメチャクチャで(「HAARP」じゃないのかな?)、日本は集中豪雨に襲われているということですが、こちらサン・パウロでも乾季であるはずの今冬は、まるで2月に降るような、私の経験したことのない雨に見舞われています。今観たばかりのニュースでは、サン・パウロとしては66年ぶりの冬の雨量になっているそうです。
ということで本題です。同書には興味深いエピソードも書かれています。いろいろと「彼ら」(もちNASAをコントロールしてる)のやり方を調べてみると、なんかの記念日にイヴェントの日時を合わせるというのもオハコなんですね。どうやらインチキ「SL9」に名を借りたこの反物質爆弾の実験にもそれが採用されているらしい。
歴史的なアポロ11号の打ち上げ日が1969年7月16日で、二ール・アームストロングとエドウィン・オルドリンが月面に降りた日が21日です。そしてマイケル・コリンズも含めて立ち去ったのが22日と記録されています。それで同書によると、インチキ「SL9」が木星に最初に衝突した日が1994年7月16日ということで、その「爆撃」が7月22日まで続いたとします。「彼ら」にとって25周年記念の大スペクタクルだったんでしょうね。
「プラズマ兵器は核の1万倍!-4」ですでに触れたように、再び「彗星」が木星に衝突したってニュースが7月21日の「Technobahn」サイトへ載り、その関連続報もあったので、前回ではちょっとばかしコメントしました。で、今回の衝突がなんの記念のためだったのか、私でも簡単に想像できます。アポロ月面着陸40周年記念の、ちょー大盤振る舞い打ち上げ花火なんでしょう。
ハッピーバースデー!トゥー・アポロ11と。まあ、今回は15年ぶりの再実験だし、たった一発でも十分データが取れたんでしょうか?それとも経済危機のおりだし、予算を少しばかりチビったんでしょーか?ちなみにプチ氏は、2003年に衛星ガリレオまで自爆させて木星に大きなシミを作ったとしてます。とすれば、今回の40周年記念事業は、通算で3度目にあたるのだろか?
最近スペースシャトルの引退にともなっていろんなロケットが開発されているようだし、日本もH-IIBで参入したいらしく、世界で打ち上げビジネスが活発化しているようです。北のミサイルに負けないように、隣の「ニダ」さんとこまでウリナリ・ロケットを持つという(なんと!600年前はロケット先進国だったというウリナリ・ニュースを「2ちゃんねる」で知ったけど、でも、まーだ?みたい)。しかしながら競争によるコストの削減なんてのもあるだろうし、信頼性は上がりそうなんだろうか?
それで、プチ氏は現在の打ち上げ用ロケットが信頼性を増してきたことを喜びつつ、しかしだよ、過去には1986年1月28日に起こったチャレンジャー爆発事故とか、アリアン5の最初の打ち上げ失敗とか中国のロケット事故とかずいぶん見てきたけど(シャトルは、わずか100回強の飛行で2度の致命的な事故《チャレンジャーと2003年2月のコロンビアの空中分解》を起こした。これはいかなる理由があれ、有人機として適切な安全基準を満たしているとはいえない、と「ウィキペディア」にある)、もしも、反物質の爆弾や反物質エネルギー利用のロケットが打ち上げに失敗し、そんな爆発事故でも起こしたら、想像もできんことが起こる可能性もありそうだ、といったことを警告しています。
すでに記述したように、核爆弾と違ってニトログリセリンのように不安定なブツということなら、事故が起こることによって地球の消滅もありえるのかも、ということなんでしょう。そして開発当初にそんなブツが「プラズマ兵器」なんて呼ばれていたけど、それはホントの話、実は反物質兵器なんだったんだ、と結論しています。また、以下のような記述もありました。
ガリレオがイオやエウロパをかすめたとき、妙な故障を起こして記録が途絶えてしまった。それにこの推理を符合させると、これら木星のふたつの月のどちらかに何が起こったのか、本当に心配になってくるのも故なきことでない。この故障のおかげでふたつの衛星の接近イメージは誰にも目にすることができないものとなってしまったのだから。
この「『SL9』資料」の文章の最後は、次のように結ばれています。ガリレオの計画されていた自己破壊直前の最後の幕は、2002年2月のイオ上空での飛行である。そして最後のニュース。シューメーカー(このシリーズ最初のエントリーで記述したように、1995年6月号の「ネイチャー」で疑惑を遠まわしにチクった)は、「SL9」の発見の3年後に交通事故で生涯を終えている。
さて、あなたはプチ氏の考えすぎだと思います?私は口封じも大いにありえる話だと思うけど・・・ところでみなさん、誰か最近の土星の衛星、イオの写真って見たことあります?はたしてイオは今も存在してるのかな?おっと、忘れるところだった。一年前に、「LHCに進入したハッカーは誰か?」と「LHCの危険な実験とは?」のエントリーで書いたことです。大型ハドロン衝突型加速器(LHC)にハッカー(ユミット)が進入し、故障させた理由(あるいはそのひとつ)は、映画「天使と悪魔」に出てきた「彼ら」による反物質の大量生産だったのです。
あとは余談になるけど、いちど、「製薬産業と医療当局のゴリ押しか?」というエントリーで「EM」のことを紹介したことがあるんです。それで、この「心に青雲」のブログ主が最近、「水の誕生」というエントリーをアップしてたんですね。このブログはなかなか興味深いことを意外な側面から鋭く突いてるな、なんて思ってたんだけど、この水の話になるとトンデモになってる。
コメも読んでいくと、水が地球以外には存在しないと問答無用みたいに断言してるんですね。つまり宇宙には地球以外に生命が、知的生命体がいないと主張するのかな?それにしては、宇宙人が情報操作をやってるなんて主張してるようで、その存在を認めてるみたいなんだけど・・・なんかヘンだ。このブログこそ誰かの情報操作なのかもしれない。たとえ誰かが、実はねぇ~、このブロガーは人類じゃないんだ、と言ったとしても、それはありえることなんかも。
水の誕生(1/4)