とにかく人類がさらに進歩するためには、政治的な思惑も含めて多くの問題が山積した、資源に限りある石化燃料をベースとした経済発展モデルを放棄することでしょう。代替エネルギーやバイオ、リサイクル原料などへ開発目標をシフトしなければなりませんし、すでにそれが起こっています。
言うまでもなく資源小国の日本には、省エネや代替エネルギーのさらなる先進開発を強化することで、その不利が転じて有利となる可能性が高いわけです。究極かつSF的に考えれば、錬金術時代にもどって必要な原料、物質を原子レベルで合成、分解できればやっかいな資源問題なんて、たぶんモンダイナシということなんでしょうね。
しかしながらそんなことを実現するには、あと何世紀必要なのか見当もつきません。ゆえに21世紀の現実に戻りましょう。地球温暖化議論の一面には、どうにも胡散臭いところがあるようです。この現象が世界各国の利益、利権集団などの政治的なゲームに組み込まれているということでしょうか?その一方、温暖化は現実的に起こっていると思われます。
地球の気の遠くなるような時間の経過からすれば、それはほんの一瞬に起こる自然現象でしょうし、46億年といわれる年齢を持つ地球が、知的活動が1万年にもならない人間の都合などかまってくれるはずありません。こんなことを考えつつ、いくつかのキーワードで検索してみました。すると「人類が絶滅したら、地球温暖化は止まるのか?」という文章を見つけ、さらにそこから次の元記事に至りました。
「200年後、人類死滅!(温暖化の真、原因と対策の真)」
つまり最近?の地球には、人類の活動と直接関係のない気温サイクルがあったけれど、「8,000年前からの人類の森林伐採破壊が、この地球生物滅亡の異変を引き起こした」ため、地球の寒冷化が阻止されて異常な温暖化が起こっている、ということでしょうか?上の文章中、なぜ「(260年後)気温400度超→第2金」なのかというと、以下の記事から理解できると思います。
なぜ金星か ―金星を知り、地球を知る―
ココが知りたい温暖化
地球からすれば100度や400度の温度上昇など屁でもないでしょうけれど、人類側から見れば実に驚愕的で恐怖すべき結論です。もしこれが正しいとすれば、問題の本質は、エネルギー源や公害による二酸化炭素増加というより、森林破壊であるということでしょう。その意味は、破壊の原因となる人口を適当にとどめ、森林の大きさをコントロールしなければならないということでしょうか?しかしながらこの説では、サイト、「金星の気象学 ―惑星気象学とスーパー・ローテーション―」で得た以下の表で比較してみると、金星と似た大気であるにもかかわらず(金星より太陽から離れているとはいえ)火星の気温が低すぎるように思われます。
大気中で二酸化炭素の凝結が起こるため温暖化しなかったという説明もありえそうですが、こうなると前に挙げた、温室効果の原因としては、二酸化炭素よりも水蒸気の割合が大きい、という説に戻るかな?と考えたました。ところが温暖化で火星の氷河期が終わったのではないか?という説が数年前にあったことを、以下のURLで思い出しました。え?もうあなたも知っとるって?
地球型惑星の比較
地球 金星 火星
赤道半径(km) 6378 6052 3397
質量(1024
kg) 5.97 4.87 0.64
地表での重力加速度(m s-2) 9.78 8.87 3.72
太陽からの距離(長半径,億km 1.50 1.08 2.28
自転周期(地球日) 1.00 243.0 1.03
公転周期(地球年) 1.00 0.615 1.88
大気主成分 窒素・酸素 二酸化炭素 (96.5%) 二酸化炭素 (95.3%)
平均地表気圧(hPa) 1013 92100 5.6
平均地表温度(℃) 17 460 -60
火星の温暖化が地球の4倍の速さで進行する理由 - フランス
火星の氷河期が終わった?
結局のところ、私にとって地球温暖化の原因は、残念ながらまだ謎です。政治臭も強いといえるでしょう。農牧ビジネスと環境保護のバランスをどうとるかがブラジルの重要な課題です。繰り返しますが、それでもメディアでは、温暖化対策の様々なキャンペーンがおこなわれています。
そしてあの果敢で影響力の大きい「グリンピース」などの環境保護団体のみでなく、ひょっとしたら、「ビッグ・ブラザー」もこの問題解決のため、すでに行動を起こしているのでないだろうか?あるいは金星と火星を拠点とする「なんとか星人」が、あの月面のモノリス以来、じっとモニターしている地球人類へなんらかのシグナルを送っているのでしょうか?たまには俗世間のことを忘れて妄想にふけるのも悪くないでしょう。
消えゆく世界最大の森林
日本のリサイクル資源で荒稼ぎする中国マネーの知られざる実態
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