2007-04-07

21世紀に大変革は起こるか?-10

未来の大戦争:
第二次世界大戦前の歴史を振り返ると、1938年の大日本帝国は、国民総動員法を実施して中国の泥沼へと足を突っ込んでいきます。予定されていた東京オリンピックをキャンセルしました。ヨーロッパでは、ナチス・ドイツがオーストリアを併合した年です。翌39年にヨーロッパで第二次世界大戦が勃発し、40年の日独伊3国同盟が成立した次の41年に太平洋戦争が開戦となりました。

では70年後の現在のアジアはどんな感じでしょうか?敗戦の後遺症で悩む日本が再び戦争を引き起こすことなど考えられませんが、アジアの覇権国になりたいらしい中国には、強烈なキナ臭ささを感じます。再び戦争などゴメンと言いたいところだけれど、これからの45年間、今度はいったいどのようなシナリオが用意されているのでしょう。

ずばりここで言ってしまえば、中国が日本と朝鮮半島、台湾を手中に収めようとして、結果的にアメリカと戦うことになる、とヨタ予想します。すでに本ブログの文章でほのめかしているように、熱い覇権争い、つまり大戦争の深層には経済的な大調整が絡んでいるはずで、起こるのは必然と考えられます。この未来の戦争は、かつての日米戦争がそうであったように、タイターの「予言」と異なって最終的にアメリカが勝利すると思います(「ショー・ダウン」は読んでいません)。

最新の記事を読みますと、現在中国は、空母や潜水艦を熱心に整備するなどして海軍力を増強し、宇宙空間の軍事力も高めようとしているようです。けれども事実上のアメリカとの(軍事力の)開きはまだ相当なもので、その大きな差を中国が縮めないうちに、いずれアメリカが巧妙に仕掛けるのではないかと思います。。

大日本帝国が敵の国力を見誤って開戦してしまい、大失敗したように、アメリカは侮れません。万里の長城の内側で培った中華思想なんて、西洋における遥かなる覇権ノウハウの継承者、アメリカ及び「闇の支配者」?には及ばないでしょう。そしてイスラエルが存亡を賭けた戦争を中東でおっぱじめるかもしれません。この場合、イランなどのイスラム諸国は中国と同盟することが当然考えられます。ヨーロッパ、ロシアもいずれ巻き込まれるんでしょう。ただしこの場合でも、映画やSFなどによってイメージされる、北半球が全滅するような結果にはならないと思います。

ただ戦争が起こると直言してはみましたが、この未来の大戦争がもし本当に起こるなら、大国同士の覇権を賭けたガチンコ勝負になりますので、中東で疑惑があったようにこっそりと劣化ウラン弾や戦術核を使う?のではなく、最後には大っぴらに戦略核兵器などの、大量破壊兵器も使われるものと覚悟しなければなりません。このあたりが安易に核戦争を論じられない怖いところですね。なにか医者にガンを告知されたような感じになるかもしれません。しかしながら大戦争を考える上では、経済的な調整効果以外にも大きな問題があります。つまり20世紀に爆発的に増加してしまった世界人口のことを考慮しなければなりません。

人間の持つイメージは誰でも似たようになるようで、SFの話に戻れば、人口爆発が原因となって「人口戦争」が起こり、それによって世界が壊滅するというパターンのプロットが多いようです。これなどはブラジルの混沌を身近にし、中国やインドなどの巨大人口国家の混沌に関する記事を読むと理解できます。爆発する人口増加を受け入れられるような無限の大きさは地球にありません。

ついでながら日本については、改憲だ核保有だなどと悠長に議論している暇などないかもしれません。東京にオリンピックを誘致するなどより、防災のほかにも核シェルターなどを真剣に考慮した都市づくりをすべきでしょう(当協会からは一銭も貰っておりません。誤解のないように)。
世界の核シェルターの普及率

地球への警告:世界的人口危機迫る

「成長の儀式」は、私が30年近く前に読んだSFで、以下はネットの「あまね書房/航本日誌」にあった「成長の儀式」のプロットです。括弧は実際に本に書かれていた文を追加しました。

80億の人間がひしめく地球は、(「人口戦争」によって)ついに壊滅した。この歴史的大事件からなんとか逃れ得た人々は、すでに就航していた8隻の<船>を用いて新たな植民地を建設していった。人類が故郷を失ってから164年。人々は<船>と植民惑星とに分散し、生き長らえていた。両者の関係は決して良好ではない。<船>は知識を切り売りし、植民惑星から物資を調達する。<船>の住民たちは彼らを<泥食らい>と蔑み、惑星の人々は<欲張り豚>と嘲り返している。<船>には、人口爆発の教訓から<試験>が設けられていた。

14歳になった子供はすべて、単独で植民惑星に30日間放置される。子供たちは、能力や運をふるいにかけられるのだ。生き残れば大人として迎え入れられるが、戻らない子供も少なくない。マイア・ハヴァローは、<船>の評議会・議長を父に持つ少女。12歳になったマイアは、<試験>のことを考える歳になっていた。そして、その後の将来のことも。腕白に日々を送っていたマイアだったが、父の引越宣言で、世界は一変してしまう。父子は第五層にあるジオ区に移り住むことになったのだ。それまで第四層に住んでいたマイアには、第五層の住民たちに対する根深い偏見がある。そしてそれは、第五層の人々にとっても同じこと』

変革の前兆:
戦争の話はこのくらいにして、これからの変革について考えます。歴史上変革ないし改革が起こるときとは、どのようなときなのでしょう?例えば長かった統治体制が硬直、腐敗し、不正などに対する不満が増え、新たに発生する問題に対処できなくなる。このため世の中が乱れて暴力的になり安定性を失う、といったことかもしれません。こんな環境の中では、情念が交差する戦争が起きやすくなるんでしょう。こんなときに限って天災による飢饉や疫病なども加わる場合が多いと思います。

現象が起こる前には、たいてい前兆があります。例えば地震の前兆、恋の前兆、脳梗塞の前兆、どうでもいい前兆などです。恋の前兆は星占いのサイトに、脳梗塞の前兆は医学関係サイトに任せるとして、前述の戦争を別にした人口減少の前兆についてはどうでしょう。そうです。最初のタグ「このヨタ話のはじめに」で適当に羅列したやつです。ここに再度挙げると、先進国の少子化、アフリカを始めとするエイズ禍、途上国に蔓延する暴力、紛争や戦争。パンデミックの可能性。温暖化による水没や自然災害の可能性。蔓延する肥満とストレスによる早世などなどです。
世界では何で死ぬのか

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