実際に「」太陽直視」の効果があったかどうか検討する前に、たぶん皆さんは、肉眼で直視すると、どのように太陽が見えるのか、ということに興味があると思いますので、この点について触れておきましょう。前回書きましたように、初めて直視ができたとき、太陽は薄い褐色がかったように見えたのですが、そのあと慣れるにしたがってパステルカラーのブルーがかって見えるようになりました。すなわち薄い褐色に見えたのは最初のころだけでした。
とはいっても常にはっきりしたブルーに見えるわけでなく、直視を開始する太陽が高い位置にあるときそう見えやすくなります。そして時間が経つにつれて太陽のナチュラルな黄色がかった白色となり、日没に近くなると条件によっては赤みが次第に増して夕日色、つまり赤くなって没します。直視開始直後は、皆さんが普通に感じるように、強い太陽光線によって太陽の形がはっきりしませんが、少し経つと目を眩ます光線が消えて、よりはっきりした太陽の丸い輪郭を見ることができます。ただネット内を調べた結果では、見え方に個人差があるようです。
おそらく私は、マネク氏の主張する最初の9ヶ月のプロセスを経験し終えたのではないかと思っています。結論から言ってしまえば、残念ながら、今のところ確実に「Sungazing」または「太陽直視」の素晴らしい恩恵を受けたと確信することができません。しかしながら、いくつかの見逃せない変化が出てきたことも認識しています。
まず現在はっきり言えることは、睡眠時間の減少とカンが優れて良くなったかもしれないこと、普遍的な愛に目覚めたと思えないにしても、心の平和、平静というか、情念をコントロールする能力が格段に上がってきたこと、寒さに抵抗力がでてきたこと、などを感じています。これらについて、私は独自に考察したあと、太陽光を大量に受け入れることによって、脳の松果体を経て生成されるセロトニンとメラトニンに関係しているのではないかと結論しました。
ウィキペディアに、「メラト二ン (melatonin, N-acetyl-5-methoxytryptamine) は脳の松果腺から分泌されるホルモン。アミノ酸のトリプトファンからセロトニンを経て合成されるインドールアミン誘導体」、とありました。そして「X51.ORG」のマネク氏の記事に戻ると、次の記述があります。
『「マネク氏の脳を活性化させた状態でスキャンを行いましたが、脳神経は非常に活発で、通常50歳代の男性に見られるような松果体の収縮が見られませんでした。また通常、その年代の松果体の平均的な大きさは6mm x 6mm程ですが、マネク氏の場合は8mm
x11mm程もあったんです。」氏を研究している科学者はそう語っている』。
「マネク氏によれば、日光から得られるエネルギーが氏から心身の疾病を遠ざけ、幸福と活力を与えているとし、この方法においては人は決して意識的な断食を行うのではなく、日光エネルギーによって空腹が遠ざけられるため、むしろ結果的に断食を行う形になる、と説明している」。
「この方法は人間が本来持っている力を目覚めさせ、脳を快活にさせます。実際、歴史上には多くの不食の人々がいます。また実際に英国の王立医学院は日光が人間に理想的なエネルギーを提供するということを発表したこともあります。また実際の断食に当たっては、ジャイナ教、そしてヒンドゥー教の古い聖典を参考にしています。今日、我々は日光の悪影響ばかりに注目し、それをあたかも敵であるかのように避けようとしています。しかし、実際のところ人間の様々な困難は日光エネルギーの不足によるものが多いんです。太陽からエネルギーを得るのは簡単です。太陽をしっかりと凝視して、そのエネルギーを脳に直接送り込むんです。目はいわばエネルギーを得る口となるわけです」。
メラトニンをさらに調べると、その効果として不眠症、アンチエージング、免疫系の増強、抗ガンなどがうたわれていますね。次はセロトニンとその神経について、私がとくに気に入っている記事です。
リズム運動はセロトニン神経を元気にする
この記事によると、セロトニンは心の平静を保つだけでなく、「心頭を滅却すれば火もまた涼し」というタグに書かれているように、寒暖に対する体の感知力をコントロールするという効果があると思えます。そしてもっと興味深いことに、次の記述も見つけました。
「セロトニンの原料は必須アミノ酸であるトリプトファンです。それは、バナナ、大豆製品(納豆など)、チーズなどの乳製品に豊富に含まれています。さらに、摂ったトリプトファンが脳内へ取り込まれ易くするには、炭水化物中心の食生活がよいとされます。なお、サプリメントとしてセロトニン自身を摂取することは間違いです。必ず副作用がでます。間違ってもやらないで下さい」。
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