このエントリーの主題である「70年間の不食」に関し、不可能ではないという結論を最終的に得ました。理由については以下のエントリーを参照してください(2013年10月2日追加)。
寿命1000年は可能か?(改訂版)
最近のトピック系ニュースや「HEAVEN」などでインドのプララド・ジャ二氏(82歳)ことが取り上げられてました(もちこちらブラジルでも)。インドの防衛当局によって、70年間不食であると主張するこの男を15日間カンヅメにしてそれが真実であるかどうか調べたということです。
私は4年前に、同じくインド人、ヒラ・ラタン・マネク氏の主張する「Sungazing」、すなわち「太陽直視」を実験し始めたのち、実際に食欲が落ちる効果を何回か経験しました。そして低カロリー食で健康体になったのは事実だけれど、結局のところ、同氏が主張するところの不食を達成できなかったんです。
そんなわけで、このジャニ氏についてのウワサは「X51.ORG」サイトの以下のぺージで知って以来、結構前から興味を持っていたんです。けれども今回のニュースに触れたあと、やっぱりインチキだろうと思いました。マネク氏のことについても、NASAで調査されたとか、たぶらかしを得意とする当局が絡んでいたことから(もっとも調べてみたけれど、NASAのHPにはこの情報がなかった)、現在は懐疑の目で見ています。
何も食べず、何も飲まない人々 - 人は不食で生きられるか
上に挙げた「『太陽直視』について-2」でコメントを置いていった、自分は「ライトイーター」であると主張する「sunz」さんは、おそらく「彼ら」の情報操作担当者のインチキ・コメでしょう。なぜならユミットがブロックせず私にも読めるようにするコメは、「彼ら」の下請け操作メンバーによるものに限られているからです。
「X51.ORG」サイトの同ページには以下のような記述もあったけど、ググってみてもこれらの記事のソースがわからないし(ロシア語や中国語での検索はできないためスルー)、この世界のマカ不思議や奇怪なブツの話題を集めた「X51.ORG」サイトは、このブログでさんざん指摘してきたような、「彼ら」の下請け情報操作ブログのイッコではないかとまで思われてきました。とにかく、これなら信用できると思える完全不食実践者に関する情報をひとつも見つけることができなかった。
ロシアで最も有名な不食実践者はクラスノダルに暮らすジナイダ・バラノワ(67)である。彼女の場合は、まず最初に肉をやめ、そして野菜を止めるといったように、非常に長い時間をかけて徐々に不食を実行し、現在では完全に不食状態に入ってから既に4年半が経過しているという。
またバウマン研究所の科学者らが彼女を調査した結果、彼女の身体は年齢にして20歳程度の若さを保持していたことが明らかになっている。同研究所のスピリドノフ博士によれば、彼女の身体は至って健康であり、胃を除く全ての器官が正常に機能していることを確認したと話している。そして博士の結論どおり、彼女は現在、病気もなく至って健康であり、非常に快活であるという。
これは大連在住のある女性の身に、実際に起きた出来事だ。記者は昨日、公安部の協力を得てこの女性を取材する事ができた。理髪店経営の女性、冷雲さんは今年52歳。3年前のある日、多忙により朝食・昼食共に取り損ねた彼女は、午後三時にいつもの揚げパンを買ってきた。ところが食べ終わるなり気分を悪くして全てもどし、その後二日間何も口にしなかった。自分でも奇妙に感じたのは、その間空腹感を全く覚えなかった事。
自ら病気を疑い、地元病院で検査を受けたが全て正常。更に大連市の大病院を幾つかまわり検査したが、やはり異常なし。摂食障害の可能性を考えた医師もいたが、こうした患者に見られる体への悪影響が、彼女には全く見られず、全機能正常。結局原因はわからず、冷雲さんは病院通いをやめてしまった。こうして彼女は、2000年5月から食事を取っておらず、毎日夕方に飲む一杯の水が、唯一の「食べ物」なのだという。
当初は小便があったが、不思議な事にここ30ヶ月間は、大小便が一切ない。長いこと悩まされていた頭痛、リューマチ、胃病等も、不食になってから奇跡的に全てが好転した。頻繁に風邪を引いていたのが、今では病気知らずの精力旺盛。現在、理髪店で連日10時間以上働いているが、全くの疲れ知らずだ。唯一の良くない変化は、たいへん痩せてしまったこと。元々62キロあった体重が、2000年末には45キロにまで減少。しかし、それから2年以上、更なる減少はない
「Sungazing」の効果については、2004年にアップされたもので資料としては少し古いけど、以下のページのようなアンケート結果が出されています。そして私個人の実験体験からすると、この調査結果は肯定できるものです。つまり、それなりの効果があることを私は認めています。ただ残念ながら、これによると完全不食を達成したものは誰もいないようです。
The
First Sungazing List Group Sungazer’s Survey
そんなわけでジャニ氏のことだけど、15日程度の実験期間なら本当に不食で過ごしても生きられるはずです。普段から断食の習慣があれば、もち水分を取る必要はあるだろうけどたいして苦にならないでしょう。菜食や低カロリー食を実行することによって老化もそれなりに遅らせることはできるはずです。今年で62歳になる私自身は、20~30歳代の体力を持っていると自認しています。それで、なぜインチキか?という理由でもっとも大きなものは以下の記述です。
しかし、15日間の検査報告に関して、疑いを持つ声もある。実は今回、別の監視グループを院内に入れるように、申し出ていた医師がいた。インドではたびたび『神秘的な力』の科学立証が行われているが、でっち上げの報告もたびたび起こっている。検査がインチキかどうか確かめるために、医師は監視グループを参加させるように再三にわたって訴えていた。しかし、申し出は最後まで認められなかった。頑な(かたくな)に監視が拒否されたため、2週間の不食はウソだったと言うのだ。
上記にある「別の監視グループ」とは、「インド合理主義者協会(Indian Rationalist
Association)」のことで、この科学的懐疑主義を標榜するグループは、信仰・迷信や超常現象などをそのまま受け入れず、まず科学的な反証ないし立証をおこなって徹底的に検証するといったことらしい(以下の「Inedia」の「2003 Testes」参照)。
Indian
Rationalist Association
Inedia
私には、インドの防衛当局が情報操作のために、あえてこのインチキ不食ジイさんをプロパガンダに利用したように感じられました。要するに、あの「アセンション」ファンタジーや妄想でしかない悪魔の崇拝・信仰、3大宗教を始めとする、いわゆる神サマ仏サマ・天使・幽霊・バケモノ・妖精・レプティリアン・ナントカといった、人類のたくましい想像力によって、あるものは宗教やハリウッド映画・メディアによって民衆をコントロールし、支配する意図を持って生み出されたもの、また「彼ら」の下請け情報操作ブログが刷り込もうとするコケオドシのさまざまなイカサマ超常現象、あるいはマヤ文明やピラミッドの謎みたいな効果を狙った「彼ら」によるゴイムたぶらかし操作と考えられます。
実際のところ、私は上に挙げたような、人間の旧脳に宿る非論理的・無意味な意識が作り出す実在しないものを否定するようになったあと、それまでそういったことに感じていた畏怖がバカバカしくなって消えてしまったんです。もちそれによってなにか悪いこと、恐ろしいことが起こったということもないし。ここでもっとはっきり言えば、宗教は単なる空想でしかない神話を根拠にして、人類を正しく導くということよりも、支配者たちにとって民衆を都合よくコントロールために創造されたのです。例えばヴァチカンの主張する「奇跡」とは、強い信仰心による自然治癒力によったものとか、信者を騙して信仰心を強めさせるめの捏造にすぎないはずです(以下参照)。
キリストが言ったこととは?
ついては、我々現生人類の終局を迎えるにあたり、生まれたときから刷り込まれてしまった「常識的」意識から我々は自らを解放し、より論理的・現実的な視点を持ってそれらを見直していく必要があるでしょう。とにかく当局やメディアの主張することなど、私には簡単に信用できないことです。もしこのエントリーがアップできたなら、ユミットもこのことを認めたということでしょう。
ついては、我々現生人類の終局を迎えるにあたり、生まれたときから刷り込まれてしまった「常識的」意識から我々は自らを解放し、より論理的・現実的な視点を持ってそれらを見直していく必要があるでしょう。とにかく当局やメディアの主張することなど、私には簡単に信用できないことです。もしこのエントリーがアップできたなら、ユミットもこのことを認めたということでしょう。
Prahlad Jani (Mataji)
over 65 Years Long Fast Part 1
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