2008-12-26

マッチョ・プーチン VS マッチョ・オバマ


プーチン: もしエモノを使わないサシでの勝負なら、オレのこのマッチョな体とジュードーの必殺技にかかれば「ブッシュ・シューズをかわしたブッシュのフットワークでもかなうまいぜ。しかし、なかなか釣れんな。


オバマ:  ブレジンスキー(もちオバマを裏でピコピコと操作する「彼ら」の直接コントローラー、ズビグニュー・ブレジンスキーのこと)から言われたように、ジムでせっせと鍛えたんだ。なんてったってボスは嫌いなロスケの写真を見せられたらしいんだな。これでタフなプーチンやシナに対抗できるってもんだ。

で、麻生サン。ゴルゴ13なみに鍛えてる?

2008-08-22

「太陽直視」について

マネク氏に関する記事を「X51 ORG」サイトで読み、試みに「太陽直視(Sungazing)」(21世紀に大変革は起こるか?-18参照)を始めてから2年半近くなりました。ここで最初に断っておく必要があることは、私が始めた動機が病気にかからなくするためと、本当に不食ができるのか(よーするにチャレンジ)、ということで、例えば、スピリッチュアルなインスピレーションを得るための動機などありませんでした。

したがって音楽を聴きながら、ときにはツマランことを考えながら(それでもスケベなことを考えたことはなかったな)直視していました。このテーマについては、なにかの話のついでに、すでにいくらかのエントリーで話題にしています。それで繰り返しになるけれど、お天とうさまが顔を出してくれるかどうかしだいなので、毎日一時間の「太陽直視」ができるわけでなく、月によっては日数の20%にも及ばないこともありました。

こちらの8月は例年天候が安定していることもあり、今月はかなり直視日数を稼いでいます。また、季節の移行によって日の出・日没位置が大きく移動するため、我がマンションから直視できる状態も大きく変化します。そのため現在は日没一時間前から始めているけれど、これから先は、日の出を直視することになるでしょう。

さて、私がこれを始めたころネットを検索したとき、日本語による「太陽直視」ないし、「Sungazinq」の記事はほとんどなかったのですが、最近はけっこう見受けられるようになりました。それでも私ぐらい長く実行した体験談を見つけることができません。誰かネットで記事にしてくれれば参考になるのですが。そんなことで、ここでは最近の私のことを話しましょう。

最近、このことに興味を持ったあなたにとって、一番関心のあることはなんでしょう?私が予想するに、やはり「不食」でないでしょうか?すでに書いたように、私はマネク氏の主張するような不食を(まことに残念ながら)実現できていません。それでもときどき食欲が落ちるとき(直視の影響と思われる)があって、数年前に比較すれば、明らかに低カロリー(変動しますが、11001500kcal程度か?)で暮らしています。私は自然に食欲がなくなって不食になる、という同氏の主張に期待していたので、自らの意思で不食を強いる気持ちなどなかったし、それにネット内では、不食だと主張してインチキをやっている人々がいる情報も見かけました。

ただ私の場合、経験的にカロリーの摂取量とメタボリズムとの関係がないみたいなんですね。栄養のバランスなんてことも考える必要ないみたい。どんな食品でも空腹感を満たせばそれでOKかも、という感じがするんです。とはいっても、乳製品を食してジャンクフード・人工合成飲料の類や四足動物の肉を飲食しないようにしています。過激な運動をしたからといって、エネルギー源となる炭水化物をとる必要がとくにないみたいだ。これはあくまでも感じとしての話だけれど。やろうと思えば、果物と野菜・大豆食だけでも元気に生きていけそうです。

それで次に、肝心な免疫のことです。エントリー、バリローチェ-2で触れたように、スキーへ出かける前にカゼを引いてしまったし(ただし問題なく元気だった)、ついに持病のヘルペスでも、3ヶ月で再発してしまった。そんなわけで、再びがっかりさせられたところです。ただ幸いなことに、ヘルペスはいつもよりも小さい範囲で発病し(水疱の数が少なかった)、より軽い症状です。

でも実は、別のもう一ヶ所のヘルペスのほう(こちらのほうが頻繁に出るんだけど)に、このあいだ前兆、つまり軽い痛みがあって、マズイな、と思っていたら結局でなかったんです。ということは、9ヶ月間発病していないという解釈になりますか。まあ、どっちにしろ、現在の私の判断では、まだ確実な効果があったとは言えません。

そして、セロトニンの影響なのか、最近めっきり睡眠時間が短くなっています(もっとも、オマエ、そりゃあトシ《あとン月で満60歳》だよ、なんて言われそうか)。5時間~6時間といったところでしょうか。良く言えば、夜に強くなったということかな?このため睡眠不足を感じると(ほとんど毎日)、10分ほどソファーでの仮眠を、ときには複数回しています。あと特筆すべきことは、「バリローチェ-2で述べたように、ひとみの色(虹彩)が薄くなってきたことです(ただし、なぜかツヤも増したようだ)。たぶん紫外線によってメラニン色素がやられた、という説明が正しいのでしょう。

このことについては、21世紀に大変革は起こるか?-18のなかで、マユツバものでは、目の色が褐色からブルーに変わったなどというものもありました、と書きました。これって、本当のことだという可能性がでてきちゃったな。余計なことながら、これを応用すれば、ひとみが黒か褐色の日本人なら、太陽直視を長くやっているかどうかの「目」安になるかも。

しかし、セロトニン・メラトニンの影響(進入したハッカーは誰か?-3参照)でしょうね。私の精神状態の変化については否定できないかも。自己診断ながら、不安やストレスを感じることが少なくなり、より感情が抑えられて落ち着いてきたように感じられます。そんで?もう止めるか?ですって?いえ、みなさん。それでも可能性を捨てきれず、まだ続けることにしています。そのうち、もう少しはっきりした効果がでてくるかもしれないから。今のところ目には問題なさそうだし<ウインク>

2008-08-18

ブッシュ大統領の祖父はヒットラーを支援した

過去にアップしたエントリー、「彼らが我々をたぶらかしている-3」に、時代は飛びますが1939年に始まった第2次大戦において、現大統領ジョージ・ブッシュの祖父プレスコット・ブッシュは、1942年に新聞に関係が暴かれるまでナチスに融資していたことが知られています、という、転載した記述があります。デーヴィッド・アイク氏もこのことについて触れていたようです。それに、「Anti-Rothschild Alliance」(「ブッシュ家とナチスの関係」ページ)や前回の「ジェラス・ゲイ」(現「INTELLIGENCE ARCHIVES」)サイトにも、「阿修羅」サイトから転載された同様なものがありました。

今回はこの件に関し、私も「阿修羅」から転載して、まだ知らん、読んでないな、というみなさんに紹介することにしました。
全米マスコミが60年間隠蔽しつづけた“爺ブッシュとナチスの腐れ縁”が政府公文書ではっきり確認された

上記表題のニュースを『ニューハンプシャー・ガゼット』紙が報じています。ブッシュ家とナチスとの腐れ縁については、勇気ある独立系の調査報道ジャーナリストによって、かなりの詳細が伝えられてきましたが、主要メディアはそれを黙殺してきました。(今も黙殺しているし……。)

この記事には、プレスコット・ブッシュやハリマンと、ナチスのパトロンだった産業資本家との腐れ縁の大雑把な輪郭が書かれています。その詳細について、米国のジャーナリストたちが暴露してくれるのを期待したいところです。しかしそうした話題よりも興味深いのは、米国のメディアがこの腐れ縁を見て見ぬ振りして、独立系のジャーナリストたちの努力の成果を罵倒したり踏みにじってきたことが、この新聞記事で“内部告発”されていることです。

ブッシュ家の「秘密」を暴くのは文字どおり命がけの冒険のようです。小ブッシュが弟の“シマ”であるフロリダで開票詐欺を行ない大統領の椅子をネコババしてからほどなく、その伝記作家が怪死を遂げています……で、これが問題の記事です。

ニューハンプシャー・ガゼット(20031010日付)
http://www.nhgazette.com/cgi-bin/NHGstore.cgi?user_action=detail&catalogno=NN_Bush_Nazi%20Link
Bush - Nazi Link Confirmed
(ブッシュとナチスの結びつきが確認された)

ワシントンDC発――全米マスコミが60年にもわたって見落とし、拒否さえしていたことだが、このたび暴露された国立公文書館と議会図書館の所蔵文書により、現職大統領ジョージ・W・ブッシュの祖父であるプレスコット・ブッシュが192642年にナチス軍拡・戦争体制の財政基盤のビジネスパートナーとしてだけでなく、それを支えた米国の銀行経営者としても暗躍していたことが明らかになった。当時、米国議会はプレスコット・ブッシュとその「敵国」の実業パートナーに厳しい対応をとっていた。

今回見つかった文書には、ブッシュとその仕事仲間が――連邦財務省とFBIの調査によれば――ドイツの産業資本家フリッツ・ティッセンと資金提携していた事実を隠そうとしていたと、はっきり記されている。鉄鋼石炭王ティッセンは1920年代なかばから個人的にヒットラーに財政支援を行ない、ヒットラーがドイツ国内法や民主制を転覆して権力を掌握するのを手伝った人物である。

さらにこの機密解除された公文書によれば、プレスコット・ブッシュと彼の仲間であるロウランド・ハリマン(当時の米国外交界のアイドルだったエイヴレル・ハリマンの弟)やジョージ・ハーバート・ウォーカー(現職ブッシュ大統領の母方の祖父)などが、米国が開戦して以降も8ヵ月ちかくこのドイツ産業界の大実業家と取引を続けていたことが生々しく記されている。マスコミはなぜか完全に無視してきた。

こうした歴史的事実はこれまで60年間にわたって米国のマスメディアではまったく報じられてこなかった。この事実の概略は、インターネットや地味な書籍で指摘されてきたが、マスコミもブッシュ家も「根拠なき非難」であるとして無視してきたのである。それどころかブッシュ家の人々を描いた「公式」伝記の著者たちも、大統領の歴史を綴ってきた研究者たちも、第二次大戦とその後の経緯を描いた米国史の出版社群も、この事実から目をそらしてきたのだ。

ホワイトハウスに電話してコメントを求めたが、返答はなかった。1942年の夏になっても……

ブッシュとハリマンとティッセンの米国における事業活動は、ブロードウェイ39番地にあった一続きのオフィスで行なわれ、プレスコット・ブッシュがそれを管理していた。この共同事業は1942年7月30日に『ニューヨーク・ヘラルドトリビューン』紙で暴露され、それがきっかけで詳細の解明作業が始まった。この新聞暴露は、米国がドイツと開戦して8ヵ月ちかくのちのことである。

「ヒットラーの守護天使は米国の銀行に300 万ドルを保有している」――こんな見出しを掲げた『NYヘラルドトリビューン』の記事は、記事の冒頭でフリッツ・ティッセンを「アドルフ・ヒットラーを 10年来支え続けた最初からのパトロン」だと紹介していた。事実、この鉄鋼石炭王は192310月以来、ヒットラーを強力に資金援助していた。これはティッセン自信も『私はヒットラーのパトロンだった』という自伝で書いていることだ。同書でティッセンは、ヒットラーやゲッベルスやルドルフ・ヘスとも個人的親交があったと告白している。

NYヘラルドトリビューン』には匿名情報源の話として、ティッセンの米国の「たくわえ」が実はゲッベルスやヘルマン・ゲーリングやハインリッヒ・ヒンムラー、さらにはヒットラーなど、「ナチスのお偉方」の所有物だという説も載せていた。

純粋なるビジネス

ナチスの隠し財源とまで言われた「問題の銀行」とは、ニューヨークシティの「ユニオン銀行株式会社」(UBC)のことだ。同銀行は1924年にW・エイヴレル・ハリマンが、ティッセンとそのオランダの企業である。「貿易航海銀行株式会社」の代理人として設立していた。各種の政府文書によれば、ユニオン銀行はティッセンが支配していた多くの企業や資産の手形交換所の役割を果たしていた。そうした企業のなかには、10社ほどの個人企業もあった。

ユニオン銀行は、海外からの金や鉄鋼や石炭、あるいは米国の財務省証券や戦時国債を購入し、その海運輸送を行なっていた。ティッセンの下で「頭取」としてユニオン銀行の運営管理を行なっていたのは、オランダ生まれで米国に帰化したコーネリス・リーヴェンスという人物である。そしてロウランド・ハリマンが「会長」、プレスコット・ブッシュが「社長」を名乗っていた。

NYヘラルドトリビューン』の記事ではブッシュもハリマンもユニオン銀行の経営者だったことや、ユニオン銀行の個人銀行としてブラウン・ブラザーズ・ハリマン社がビジネスパートナーだった事実を明示していない。当時作成されたFBIの秘密メモは、ブッシュ家やハリマン家の名前を出してはいないが、欧州におけるヒットラーの略奪行為がこのまま続いて行くなら政界の有力者たちが米国政府の公式の調査対象になるだろうと書かれている。

「ヒットラーの守護天使」を暴き立てた記事が発表されたのちも、ティッセンとのいかがわしい金融同盟からブッシュとハリマンが手を引くきざしは全くなかった。それどころか彼らは「ユニオン銀行が事実上、米国におけるナチスの偽装機関になっている」と報じた同紙を攻撃していたほどだ。

ところが政府文書には、こうした態度とは裏腹にブッシュとその商売仲間は、逃げ口上を打って自分たちの事業の正体やら会社所有の事実関係を隠そうと懸命だったことが、ありありと記されている。こうした隠蔽工作は米国が参戦して顕著になったという。さらに政府文書では、ティッセンじきじきに任命され、ロッテルダムに本拠をおくティッセンの「貿易航海銀行株式会社」の米国案件を管理する番頭役として20年間にわたってユニオン銀行の経営を行なってきたコーネリス・リーヴェンスが、米国政府の捜査官に対してオランダの貿易航海銀行のこともその銀行にティッセンが関与していることも知らないと繰り返し否認を続けていたことも、はっきりと記述してある。

ジョージ・ハーバート・ウォーカーもユニオン銀行創設以来の経営仲間だったが、彼は1919年以来、ハリソン家とつながりを持っていた。1922年にウォーカーとW・エイヴレル・ハリマンはベルリンに行き、自分たちの金融投資会社のドイツ支店を開設した。この会社はもっぱら鉄鋼や石炭などの重要軍需物資によるカネ儲けを狙っていた。

ウォーカーとハリマンがドイツに設立した共同会社には、ヒットラーの勃興を支えたもうひとりのドイツ人大立役者であるフリードリッヒ・フリックが共同経営者として参加していた。そしてフリックは、ティッセンと共にドイツ合同製鋼を経営していた。合同製鋼はナチスを“戦争機械”に育て上げた巨大企業である。フリックは自らが所有する鉄鋼・石炭・軍事資源と奴隷労働を使ってヒットラーの戦争を支えた。この行為により、戦後はニュルンベルク裁判で有罪判決を受け、懲役7年の刑が言い渡されている。

ファミリービジネス

プレスコット・ブッシュはウォーカーの娘であるドロシーと結婚し、1926年にウォーカーはブッシュを民間金融投資会社W・A・ハリマン商会の副社長に据えた。この会社もやはりニューヨークに本拠を置いていた。ブッシュはのちに世界最大の民間投資銀行に成長したブラウン・ブラザーズ・ハリマン社の共同経営者になり、最終的にはユニオン銀行の社長になって同銀行の株式を所有するわけである。

ただし政府文書によれば、ブッシュもハリマンもリーヴェンスも他のユニオン銀行の株主たちも、実際にはティッセンとそのオランダの銀行の身代わりに「名義人」すなわち“幽霊株主”をしていただけだという。つまり彼らはドイツの上客の命令で動いていたわけだ。ユニオン銀行は差し押さえられた。

19421020日、「対敵通商法」の定めにもとづき米国議会はユニオン銀行を差し押さえ、戦後には資産を精算した。この差し押さえは外国資産管理局の資産帰属命令・第248号によって承認され、合衆国外国資産管理官レオ・T・クロウリーがこの命令書に署名していた。

その2ヵ月前、議会はやはり「対敵通商法」にもとづき、ブッシュとハリマンが共同経営していたティッセンの企業である「ハンブルク・アメリカン運輸会社」を差し押さえていた。これはクローリー管理官の署名が記された資産帰属命令・第126号で承認されていた。

また、ユニオン銀行の差し押さえが実施された8日後にも議会は「対敵通商法」を根拠に、ブッシュとハリマンとティッセンの共同経営企業2社――「オランダ・アメリカン交易株式会社」(資産帰属命令・第261)と「継目無し鋼材株式会社」(資産帰属命令・第259)――を差し押さえている。

同年11月には議会は「シレジアン・アメリカン株式会社」のナチス資産を差し押さえたが、同社はI・G・ファルベン社と共同で、アウシュヴィッツ強制収容所でに奴隷労働によって利益を得ていたという。IG・ファルベン社は産業界においてヒットラーの三番目に大きな後援者であり第三帝国の経済産業基盤をナチスとともに作り上げた企業だ。】

公文書資料館に保存されていた文書からも、ヒットラーが戦争準備を進め第二次大戦の発端となるポーランド侵攻を行なった1939年当時に、ブッシュとハリマンが金・石炭・鉄鋼・米国財務省証券・米国戦時国債などの価値ある米国資産を海運輸送で海外の顧客に送っていたという事実が、はっきりと記されている。

通り一遍の報道

ブッシュとハリマンとティッセンが共同経営していたユニオン銀行と他の4つの企業が差し押さえられてから、ずいぶんと年月が経過した1944年の1216日になって、ようやく『ニューヨーク・タイムズ』が25頁というまったく目立たぬ場所に、ほんのわずかな記事を載せた。しかもそれはユニオン銀行が「事業本拠地をブロードウェイ120番地に移転する許可を受けた」という記事にすぎず、同銀行がすでに米国戦争府に差し押さえられたことや、新たな「本拠地」というのが外国資産管理局の所在地だという事実はひとことも報じられなかった。ユニオン銀行以外の周辺企業も議会に差し押さえられていたのに、そのことについても『ニューヨーク・タイムズ』はまったく触れていない。

いまだにマスコミはなぜか沈黙を守っている

こうして『ニューヨーク・タイムズ』に短報が出たっきりで、以来、ブッシュ家の顔ぶれが選挙に出たことが幾度もあったのに米国のニュースではこの件は全く報じられなかったし、ブッシュ家のことを描いた主な伝記類もこの件はまったく触れずにきた。ただし『ジョージ・H・W・ブッシュ:非公式伝記』(ウェブスター・タープリー&アントン・チェイトキン著)は、この件を詳しく伝えている。チェイトキンの父親は1940年代に弁護士をしていて、ブッシュ・ハリマン・ティッセンの共同会社の被害者たちの仕事を手がけていたのである。

この『非公式伝記』はブッシュ家がナチスと提携関係にあった事実を詳細かつ正確に解説している。タープリーとチェイトキンは入念な資料調査でこれを書き上げたのだが、米国の主流報道機関は同書の記述を報じることもなかったし、調べようともしなかった。大手書店はいずれも同書の販売を拒否した。ブッシュの支持者たちがこの本を「偏った内容でウソが書いてある」と非難したからである。タープリーとチェイトキンは有名新聞に書評をしてもらおうと奮闘したが、リンドン・ラルーシュが率いる組織が発行元だったので、すげなく拒否された。……しかし、版元がどこであれ、事実は事実である。

ブッシュ家がナチスと提携していたことは、何年もまえからさまざまなインターネットのサイトに掲載されてきた。たとえば「BuzzFlash.com」や「TakeBackTheMedia.com」などである。だがオンライン・メディアでこの事実を独自に確認したものは、皆無のようである。オンライン・メディアだけでなく、主流派のマスコミだって第二次大戦以来、ブッシュ家がナチスと提携していたという訴えを立証することも論破することも全く試みてこなかったことは歴然としている。それどころか、こうしたインターネット・サイトや「非公式」書籍を、なんらジャーナリストらしい調査や真相究明作業を行なわぬままに放逐したり信用失墜しようと試みてきたのである。

ブッシュをかばう忠臣メディアたち

『ナショナル・レヴュー』誌は今年の9月1日号にホワイトハウス担当記者バイロン・ヨークの雑感記事を載せた。そのタイトルは「ブッシュ嫌いの年代記」。出だしはこんな具合のおふざけ口調だ――「ジョージ・W・ブッシュの……いやいやブッシュ家そのものの血にまみれた歴史をご存じか? 大統領のナチスびいきをご存じか? 彼の人類に対する罪業をご存じか? ついでにといっちゃなんだが、ジョージ・W・ブッシュが札付きの精神薄弱者だってことをご存じか?」 かくしてヨーク記者は「ブッシュは精薄社」だという話を“知能指数をからめたデッチ上げのウソ”だとこきおろす。だが彼とてブッシュがナチスと手を結んでいた件につちえは論破できなかったのである。

もっとリベラルな『ボストン・グロウブ』紙だって、9月29日付けの紙面に載った『リーズン』誌記者キャシー・ヤング執筆のコラムが、「インターネットにはブッシュ恐怖症患者」が蔓延しており、そうした患者は「ブッシュ家がナチスと結びついていたという馬鹿げた主張を繰り返している」と書いていた。

ポーランドのメディアがこの話題に取り組んだ

『ニューズウィーク・ポーランド版』は2003年3月5日号に「ブッシュとナチスの過去」についての短い記事を載せた。ニュージーランドの『スクープ』( http://www.scoop.co.nz )が著作権許諾を得てこの記事の英訳を掲載したが、それによればポーランドの『ニューズウィーク』は「ブッシュ家はアウシュヴィッツ強制収容所で展開された囚人たちの強制労働から収獲を吸い上げていた」と書いていた。この記事では、ブッシュとハリマンとティッセンのさまざまな共同会社が米国政府に差し押さえられた事実についても報じている。

米国メディアはいまだ“あっしには関わりのないことでごゼエやす……”

ブッシュとナチスの腐れ縁を記した政府文書が見つかった、という情報は8月29日(金曜日)の朝にマスコミ界にもたらされた。だが『ABCニューズ』『NBCニューズ』『ニューヨーク・タイムズ』『ワシントン・ポスト』『ワシントン・タイムズ』『ロサンジェルス・タイムズ』『マイアミ・ヘラルド』など、米国の大手報道機関はいずれも調査取材を繰り返し拒否したのである。『ニューズウィーク』のマイケル・イシコフ記者は90年代のクリントン大統領とルインスキー嬢との不倫事件のときには数々の大型スクープを飛ばしてきたジャーナリストなのだが、彼も国立校文書館の所蔵資料をもとにした独占記事を書かないかという提案を二度にわたって拒否したという。

戦いすんで……

コーネリス・リーヴェンスとそのドイツ人仲間が番頭役をしていた数々の企業を差し押さえたのち、米国政府はブッシュやハリマンらと戦後こっそり和解していた。ブッシュとハリマンは企業資産差し押さえへの賠償金として、それぞれ150万ドルを現金で受け取ったのである。

1952年にプレスコット・ブッシュは連邦上院議員に選出されたが、この時、彼がナチスに関与していたという“隠された過去”について報じたメディアはひとつもなかった。その後、ジョージ・ハーバート・ウォーカー・ブッシュも、ジェブ・ブッシュも、そしてジョージ・W・ブッシュも様々な選挙に立ったわけだが、そのたびごとに行なわれた選挙戦関連報道の記事を調べても、ブッシュとナチスとの腐れ縁を米国のメディアが報じた記録はまったくないのだ。もっとも、200011月のフロリダ州の『サラソタ・ヘラルド・トリビューン』が全然関係のない記事でこの件にひとこと触れていたり、2001年に『ボストン・グロウブ』がごく短い不正確な記事を載せたという例外はあったけれども……。

上記の記事のなかで言及されていますが、『ニューズウィーク・ポーランド版』(2003年3月5日号)が報じた「ブッシュとナチス」の英語訳も紹介しておきます。(ニュージーランドの『スクープ』に6月9日に掲載されたもの)
http://www.scoop.co.nz/mason/stories/HL0306/S00055.htm
Translation Of Newsweek Article On Bush Nazi Ties

注記: 下記の「ブッシュとナチス」は、『ニューズウィーク・ポーランド版』に載ったプレスコット・ブッシュとナチスに関する記事の英語訳である。

ブッシュ家は、アウシュヴィッツ強制収容所で展開された囚人たちの強制労働から収獲を吸い上げていた。米国大統領ジョージ・W・ブッシュの祖父であるプレスコット・ブッシュは、第二次大戦当時、ナチスと金融面でつながっていた。ナチスのおかげで、プレスコットは銀行家として富を築くことが出来たのだ。

プレスコット・ブッシュは「ユナイテッド・バンキング株式会社」(訳注:正しくは「ユニオン」)の社長であり株主だった。この銀行はナチスの産業資本家フリッツ・ティッセンからシレジアン合同製鉄株式会社を取得し、そこでアウシュヴィッツ強制収容所の囚人を働かせていた。

1942年の夏に米国の新聞がブッシュとナチスのこうした腐れ縁を報じるところとなり、米国政府がUBC銀行の会計監査に乗り出した。1020日には政府が同銀行に「敵との交易法」(原文のママ) にもとづく処分を出した。この法律は、194112月の真珠湾攻撃から一週間後にフランクリン・ローズヴェルト大統領が制定したものである。

この銀行は「ナチスへの支援に結びつく活動を行なってはならない」という条件付きで営業維持が許された。1943年になってプレスコット・ブッシュは同銀行から距離を置くようになったが、全米戦争基金の総裁として戦争被害者からの金集めはその後も続けたのである。

なお、「ジェラス・ゲイ」(以下参照)サイトの「ブッシュとナチスの結託 政府公文書で確証」(以下参照)ページには、下の方に「関連記事」として、「CIA、元ナチ将校との情報交換の事実認める」・「シュワルツェネッガー氏の父親『ナチス活動』波紋」・「アウシュビッツを想起せよ―ブッシュ大統領が米国民に呼びかけ」・「CIA米中央情報局 これが『自由』の国? 暗部、次々明るみに」・「CIAが元ナチス幹部利用=冷戦初期のソ連情報収集で-米機密文書」・「米CIA50年代にナチ高官情報を隠蔽 諜報活動を優先」・「収容所、爆撃すべきだった 米大統領、ユダヤ人虐殺で」といったタイトルの記事が載っていました。もし興味がわいたら、あなたも読んでみたら?
INTELLIGENCE ARCHIVES (旧ジュラス・ゲイ)

ブッシュとナチスの結託 政府公文書で確証

2008-08-07

侵入したハッカーは誰か?-3


ところで、情念から開放されるということは、どんなことなのでしょうか?「2012年に人類が進化する?」の中で、知人が持った疑問は、「彼ら」が地球を支配するために、はたして自分の短い生涯をささげる価値があるだろうか?莫大な財産を持って墓場へ行くというのか?ということです、と書きました。私が話を続けようとしているとき、思い込んだらテコでも、という感じで、かなり感情的になってそう言ったのです。私は困惑して、「人間の持つ欲望はそれほど深いんだろうね」、と応えたように記憶しています。

次に「『レプティリアン』が肉体を持つ?」で、レプティリアンは象徴的・比ゆ的なものなのかと思っていた、と書きました。そこでさらに書いたように、肉体を持ったレプティリアンが実際にいるのかどうか定かではないけれど、現実のこの世には、レプティリアンに憑依されたような人間が確かにいるし、別に珍しいことでもないと気がつきました。

例えば、「ブラジルの混沌-汚職・経済犯罪グループ」で取り上げたパウロ・マルーフ氏なども、その典型なのかもしれません(実際に憑依されているか?)。おそらく彼は、自分が死ぬ寸前まで金を儲けたり、地位にしがみつくか、あるいはそれを得ようとしたりする欲望から逃れられないと思われます。そして、政治家(ヤ)にはそんなタイプが結構多いかのかも、と。

マインドコントロール(「HAARP」シリーズ参照)されるされないは別にしても、我々はわりと簡単に思い込みをしやすいのでは?と思っています。そのほうが、つまり、信じてしまうほうが安心できて生きやすいというか、そうでもしなければ心身に不調をきたすかもしれないと。

FRB(連邦準備銀行)は国営である、なんて完全な思い違いもあるだろうけれど、戦争は国家間の対立から自然に起こった。ホロコーストはあった。911テロ攻撃はアルカーイダのしわざだ。キリストは実在した(「『預言者』についても考える」参照)。冷戦は2大強国の対立によって生じた。地球温暖化はCO2排出のせいだ。我々の習った歴史は正しい。主要なメディアは常に信用できる。この世に「ビッグ・ブラザー」の陰謀などありえない。宇宙人はいないか、遭遇することなどありえない、などなどと・・・・実際そうかな?

近年私が得た知識では、我々の脳にはドーパミン・アドレナリン・ノルアドレナリン・セロトニンといった脳内物質があり、それらによって感情が支配されているらしい。やろうと思えば情念もコントロールできるのでしょう。「HAARP」でおなじみの電磁波や人口甘味料によって、気持を静めるセロトニンが出にくくなる、なんていう下の記事もありました。


また、私が実行している「太陽直視」(「2012年に人類が進化する?」参照)では、おそらくセロトニン・メラトニンが増えるために情緒が落ち着き、結果的に免疫力が上がるのだろうと考えています。このへんのことは、「21世紀に大変革は起こるか?-19」に書きました。

感動することは人間にとってもっとも重要なことかもしれませんが、反面、移り気の恋愛・愛情も多いなど、元になる感情は脆弱で不安定といえるでしょう。できるなら、セロトニンを増やして(ここで「太陽直視」を勧めているわけではない。私は問題なしですが、あなたの眼には問題が起こるかも)精神を安定させ、自分に都合のよい思い込みをやめて柔軟に、より開かれた心と視界を持って世界や宇宙を眺める。そういったことではないかと私は思っています。

それに、相手によっては怖いからという理由もあるかもしれないけれど、ときに我々は、相手への思いやりや、議論するのが面倒くさいといったことから、相手の思い込みや政治的なたくらみについうなずいて、それを認めたことにされてしまうかもしれません。とくに日本人には癒し系が多くて、対立するよりも融和を選び、うやむやにすることは問題ナシ、というか、むしろそれを望むように思えます。

間違ったことでも、ウソであっても何回もしつこく言われていれば、いつかそれを検証して、必要なら断固否定しないかぎり、やがてそれは「真実」になってしまうかもしれません。様々な過去の歴史や、日本とっての韓国・中国の歴史認識みたいに。

ということで、私が現在まで体験していること話しました。それで、あなたはすべてが我が妄想だと思うでしょうか?そうかも、と、私も考えてから、ことあるごとにいろいろと再確認してみたけれど、やっぱり現実に起こっているようだ。

さて、あなたはこのハッカーを誰だと思います?そう・・・私はそうだろうと思っています。私の結論は、宇宙人ユミットや他の複数種族のETがすでに地球を訪れていて、住みついているということです。これは私のヨタ・フィクションではありません。1938年にオーソン・ウエルズが火星人襲来と言って、人々にパニックを起こした「心理戦争の実験」(「Monopoly Men」参照)などでもありません。現実のことです。

そして来るべき世界の大混沌に、宇宙人ユミット?は憂慮しているということです。これを書いているうちにそう思えてきたのですが、ユミットはこの文章を書かせたいがために、私にコンタクトしたのかもしれないと・・・・

なんだ、それじゃあ、UFOに乗っている宇宙人が目撃された事例を「科学」的に検証しなくてはならない、という松井孝典教授の主張(「UFOの速度がロケットと大きく変わらない?」参照)を満足してないだろ、ですって? はい、私は生まれて以来、肉眼で空にUFOが飛んでいるところさえ見たことがありまぜん。それゆえ私は、「ごもっとも」、と書きました。正直なところ、統合失調症になっているかもしれない私にもはっきりわかりません。これからなにが起こるのか、それを待っているところです。

2008-08-05

侵入したハッカーは誰か?-2


表紙には「宇宙人ユミットからの手紙」とありました。この本については、以前のエントリー、「UFOについて考える」で取り上げています。さっそく購入し、家へ帰って読み出してみると、どうしたわけか、ハッカーは「宇宙人ユミット」ではないかと思えるようになってきたのです。本に記述されていた、例えばユミットはコンタクトする相手にCIAを装う、とかいうこともその理由のひとつでした。しばらく考えたあと、ハッカーがCIAではなくてユミットならいいだろうと思いはじめたのです(このへんのロジックが我ながらどこから来たのかという点で不思議なのですが、テレパシー?でも使って説得されたのかも)。

実際にブロードバンドが切られたのは27日でした。そして313日、ブロードバンドを再び入れることを決めていました。なぜならこれから45年後、世界にとって危機的な状況が起こるような気がしてならなかったからです。これを乗り越えて安定した世界になるためにはどうしたらいいか考えてみるか、なんぞと、我ながら神妙なことを思ったのです。

318日にブロードバンドはつながったのですが、相変わらずハッカーに度々ブロックされている感じでした。そこで、ためしに新しいモデムを買って使用中のものをリプレースしてみました。しかし、そのあともモデムの「不調」は続いたのです。ただし上記した、2月のモデムが繋がらなくなった件は、あとで再接続してみたら完全に動かなくなっていたので、やはりモデムの故障が原因だと思われました。

しかしながら、その後も明らかなハッカーのブロック行為は続きました。ハッカーは私の株式投資に関する興味を絶たせたかったようです。それに費やす時間をブログや「ビッグ・ブラザー」ないし「彼ら」に関する情報収集へと集中させたかったらしい。

最終的に私は経済紙の購読を止めて株の情報収集をあきらめました。現在は事実上ブログに集中しています。私自身も株式市場が将来も存在するとは思えなかったからです。このあとも、ウザくなっているハッカーの干渉を防ごうとワイヤーレス・ルーターを外してハブ(ファームウエアが搭載されてないと思われたので)を使ったりしていましたが(なぜならワイヤーレスから進入している可能性があったからです)、あるとき「新世界」ファイルに、もし本当にハッカーがユミットなら、現時点で考えられないようなテクニックを見せてくれたら信じられるだろう、といったことを書いたのです。

すると、ADSLモデムを切った状態で、つまりネットにつなげず、かつハブを使用しているにもかかわらず、たちまちすべてのPC間のLAN接続がブロックされてしまいました。それで私は、現在の世界でこれだけのテクニックを持ったソフト屋はいないかもしれない、と考えたのです。ちなみに、ハッカーが入れたヴィールスを無効にするため、OSを再インストールした回数はこれまで10回以上になったはずです。

それに、ブラウザーに現れるページは本物でなく、ハッカーによって操作されている可能性が高い。残念ながら、我がブログのエントリー、「なんとか・かんとか」についてみなさんがコメントしても私には見ることができません。したがって、コメントを読んでいないので返信することもできないのです。私の要するに「お気に入り」のサイトを覗こうとすると、記事が更新されていない場合、親切心からなのか?明らかにブロックされて観ることができません。それでも何度もしつこくクリックすれば、たいていは覗くことができます。それにハッカーのイタズラは現在でも続いています。少なくても私のネット・ブラウズはハッカーによって操作されています。

ブログにエントリーをアップしたあと、チェックしているとよくイタズラされます。見えるべきものが見えなくなったり、ハイパーリンクが無効(エントリーの中には、ハイパーリンクが切られているのがあることを、あなたは気づかれたでしょうか?あとで直接URLを置いたやつがそれです)になっていたりと、実に奇怪なことだったのです。ブログのアクセス数も操作されているとしか思えない。極端な話、我がブログが「イザ!ブログ」内に実在するのか?アップしたエントリーは本当に公開されたのか?なんていう疑問を感じるときもあります。それで確認する方法をいろいろ考えたんですが、すぐにバレちゃうかも、と思っていまだに実行していません。

困るのはハッカーのイタズラなのかハードがイカレたのか判断しにくいことです。すでに話したモデムの故障もそうでした。TVキャプチャーを使っていますが、一番観ている局のみハレーション様になってしまったことがあります。いろいろいじくってみても直りません。あきらめて新しいボードを買おうと思っていたら、いつの間にか正常になっている。実に怪しい感じだ(最近また悪化してきたので、問題はハッカーのイタズラではなく、ハードの劣化かも)。

そういえば、7月の2日から3日にかけて、ブロードバンドが全く使えなくなってしまったことがありました。いえ、ハッカーのブロックではなかったんです。こちらの通信大手である「テレフォニカ」のADSLがサン・パウロ州のほぼ全域で接続障害を起こし、メディアの主要ニュースになるくらい大問題になっていました。多くの官庁や事務所が業務やビジネスで損害をこうむったと大騒ぎしたし、インターネット・バンキングはもちろん使えなかったため、支払いや取引の問題も出たようです。以下はその参考記事です。

サンパウロで大規模なネット障害 (時事通信)
【サンパウロ3日時事】ブラジルで人口が最も多いサンパウロ州の広域で2日夜、通信会社テレフォニカのインターネットサービスへの接続ができない障害が発生した。障害は3日も続き、銀行、警察、自治体などの業務に大きな支障が出た。

地元の報道によれば、州政府はデータの送受信ができず、書類の発行が不可能になった。警察署でも事故報告書を作成できないといった事例が報告された。[時事通信社][ 2008741045 ]

7日になって発表された同社の新聞広告によると、原因はサン・パウロ市から100キロメートルほどの、ソロカーバ市に設置されていたルーターらしいということでした。しかし新聞の記事によると、人為的なミスやハッカーの侵入などは、ほとんど考えられない、としながらも、メインのシステムから外れているはずのルーターが、なぜシステム全体に致命的な問題を起こしたのか?と不可解に思っているらしい。

その少し前のことでした。我が家のADSLに問題が起こり(ハッカーがイタズラしたとも思える)、テレフォニカの対応について不満というか、そのやり方の汚さに、多少頭に来ていたんです。それで、もしかしたら?と思って、「新世界」ファイルに、もしハッカーのしわざならGJだ、と書き込みました。なにしろ銀行のシステムに簡単に入っちゃうくらいだから・・・ちと考えすぎかな?しかし、それからも接続が落ちる問題は続いていました。

次に確信はないけれど、もしかしたら、あなたにとって重要なことかもしれないので話しておきましょう。ハッカーはWin XPサーヴィス・パック3のインストールを拒むようです。もしかしたらSP3をインストールすると、「VISTA』は止めようで取り上げたような、ネット監視当局(NSA)によるコード(スパイプログラム)が埋め込まれるのかもしれません。もしあなたがヤバイ記事を書くブロガーなら、SP3へのアップデートは止めたほうがいいかも。

そんなわけで、もしみなさんのパソコンに奇怪で恐ろしくなるような現象がたて続けに起こったら、ひょっとしたら「訪問者」のしわざかもしれません。ハッカーがイタズラしながらあなたの能力やら、人間性をテストしているのかも。あなたはたぶん、そのことに怒りや恐怖心を抱くでしょう。

我が体験を話しますと、ネット使用時にハッカーによって妨害を受けるたびに私は怒って、もういいかげんに出て行け、と「新世界」に書き込んでいました。また、ハッカーがインテリジェンス機関のヤカラではないとわかるまでは、彼らによる脅しとも考えられたことで、多少の恐怖をも感じていました。

それゆえ、あなたはお茶とかココアとかコーヒーを飲んで気を静め、そんな怒りや恐怖のみならず、さらには、人間の持つ様々な情念から自らを開放できるなら、少しずつあなたの心身に変化が現れるかもしれません。私は2012年までに、「彼ら」がしかけるであろう大混沌と人類奴隷化計画の試みが実際に起こると信じています。しかしながら、デーヴィッド氏が言うように、はたして銀河系宇宙の大転換と(私の解釈による)人類の進化まで起こるかどうかというと・・・率直に言って、そう簡単には信じられない。

2008-08-03

侵入したハッカーは誰か?

以前アップしたエントリー、「2012年に人類が進化する?」の最後に触れた奇妙な「我が体験」について、すなわち、あるハッカーからのコンタクトについて話すことにしましょう。その前に、私にヒントを与えてくれた、デーヴィッド・アイク氏のことを次のブログ記事で参照しておきましょう。

この記事はデーヴィッド氏(56歳)のバイオグラフィー(半生記)になっています。ここで簡単に要約すると次のことのようです。

21歳のとき激しい関節痛によってサッカー選手をあきらめてからニュースキャスターとして働き始め、環境問題から政治に関与したけれど、失望して両方とも止めてしまったとしています。そして1990年のある日、ロンドンのホテルで霊的なコンタクトを経験し、その声にしたがって女性の霊能者と接触したとあります。同年、コンタクトをしてくる「精霊」によって、政治から離れること、本を書くであろうこと、20年後の異質な飛行物体のこと、巨大地震の発生、地球の中心の移動と両極の逆転のことなどを予言されたという。

彼は90年の終わりから91年にかけてペルーへ旅行し、シスタニアでストーン・サークルを偶然見つけ、そこで不思議なエネルギーを受けたということです。それからは、彼は世界中を飛びまわってレプティリアンについて語り、現在のような反「ビッグ・ブラザー」ないし、反イルミナティの活動をするようなったらしい。

上のデーヴィッド氏の物話は、なにかオカルトっぽく、インパクトが強くてドラマティックな展開です。しかし、この物語を鵜呑(うのみ)にするわけにはいかないと思うんです。すでに「ミッチェル博士の告白は『ブルービーム計画』か?」で話したように、彼自身がレプティリアンである可能性があるからです。

だいたいオカルトなんて、たんなるたぶらかしか、手品のトリックか、あるいは我々の知らないテクノロジーを使っているんでしょう。それに、以前から気になっていたことですが、デーヴィッド氏があれだけ「彼ら」の陰謀を執拗に暴露・糾弾しているのに、なぜ・・・消されないのか、ということです。もし同類で同じような腕力があるなら、普通の人間相手ではないので簡単には手が出ないのかも。

さて、私の場合はどうかといえば、このごろ慣れてきたとはいえ、癪(しゃく)にさわることがありますが、マイルドというか、ビミョーなコンタクトでオカルトっぽいところなどありません。それは霊的なものなどではなく、テクノロジーによるものです。それは去年の3月に、「イザ!ブログ」を始めてから起こりました。

私は自作パソコンを趣味としています。現在家にあるノートパソコンを除く3台は、自分で組んでソフトをインストールしたものです。その4台をワイヤーレス・ルーターに接続して家庭内LANシステムとして使っています。あるとき、その中の1台からブログのエントリーをアップしていると、奇妙なことが起こっていることに気がついたのです。誰かによってイタズラされていると思われました。つまり、ハッカーがパソコンに侵入していると感じたのです。後にウインドウズのリモート機能を使って操作しているのかと思い、それをオフにしてはみたものの、同じことでした。

ひょっとしたら、どこかのネット監視機関かインテリジェンス機関が、うわさに聞く「エシェロン」とかCIAみたいな連中が、なんにも知らない私をなぜか誤解して興味を持ったのでは?などと思いながらも、それに対してはなすすべもなく時間が経過しました。私はコンピューター・ビジネスに関わってはいましたが、ハードウエアのほうで、それもメカニズムが専門でした。ソフトやネットシステムの知識などありません。そのころ、わけのわからない誰かに「スカイプ」からコンタクトされたこともありました。そのことを21世紀に大変革は起こるか?-18の冒頭に書きました。

だいぶ経ってから気がついて、モデムのセットアップ・ファームウエアを開けてログを確認してみると、これもわけのわからないIPが続々と入っていました。のちにウインドウズの「コマンド・プロンプト」を使ってモニターして確認できたIPは、どこからのものかわからないけれど、ブラウズしたサイトのものだけでなく、世界中のサーバーからパケットを受けているような状態でした。これじゃあファイヤーウォールもフィルターもヘッタクレもありゃしない。なんせ入ってくるパケットを全部ブロックせにゃならん。それにブロックしたところで無効にされてしまう。

そういったことなので、そのうち私はモデムが乗っ取られていると考え、頻繁に設定のリセットをかけたり、ファームウエアそのものを新しいバージョンへアップデートしたりして、結果的にムダな抵抗をしていましたが、知識の乏しい私がハッカーに敵(かな)うはずなどありません。しまいにゃあファイルの名称が震えだして驚かされる、「びっくり」ヴィールスを入れられるし、LAN経由でPC間のデータをやり取りさせたら、ファイルを交換されていたなんてこともありました。入力しているときにイタズラされたこともあります。LAN接続がヴィールスでブロックされるなどもしょっちゅうでした。

このハッカーは無言です。デーヴィッド氏にあったような「声」によるコンタクトなどありません。私は何回か探りを入れてみようとトライしてみたのですが、沈黙して実態のあるコンタクトをしてこようとしません。ただ私がすることは、パソコンでのネット・ブラウズを介してハッカーから示唆を受ける。そうやってなにか教育されているような気がしていました。なにか私の心理か能力をテストされているような気もしました。そうなんです。モルモットになったか、モニターを前に訓練されているおサルさんみたいに。

もしかしたらある種の、ずばり言えばテレパシーを受けている可能性もありえるなどという、そんな妄想さえしました(そういえば、「2001年宇宙の旅」のオープニング・エピソードを思い出したな)。まあ、それでなくても「ビッグ・ブラザー」のオハコ・テクニックである、超低周波かなんか使えば、我がドタマをマインドコントロールするぐらい朝メシ前なんでしょう。しかし私は、ハッカーがそんな「ローテク」を使っているとは思えません。

そんなことが続いていたあるとき、去年の11月だったかな?「ビッグ・ブラザー」と「彼ら」の陰謀について興味を持ち始めたあとのことでした、ブログへアップしたエントリーのハイパーリンク先が切られるというイタズラをされて、ついに私は「イザ!ブログ」から離れる決意をしました。ブログにおさらばすればそれでオシマイと思ったのです。しかしハッカーは執拗に居座りました。今度は私のネット・ブラウズを邪魔しだしたのです。

しかたないので私は、「新世界」というタイトルをつけたMSワードのファイルを作り、そこでブログのエントリーを書く真似事をしました。ブログを再開する気持ちなどなかったからです。そうするとハッカーが、次はこの記事についてオマエのコメントを「新世界」に書けと(もち私の勘による解釈)、私のネット・ブラウズをブロックすることによって示唆し始めたのです。

ハッカーに侵入されて一番私が心配したのは銀行口座のことでした。すぐに銀行の支店へ行って、担当者にハッカーがパソコンに侵入していると手短に説明し、ネットから我が口座へのアクセスをブロックしてもらうことにしました。私は担当者のモニターを覗いてブロックされたことを確認したのです。しかしすぐそのあとでした。家へ帰ってパソコンから再確認するためアクセスしてみると、アクセスできてしまうのです。なんとブロックが破られていました。ハッカーは彼の実力を私に見せたのです。

しかし幸いにも、結局ハッカーにそんな悪意がないことがわかりました。余談ながら、アンチヴィールスだ、ファイヤーウォールだ、なんだかんだとソフト会社がセキュリーソフトを売りつけているけれど、この体験を通して、インターネットには根本的なセキュリティー上の脆弱性があるということを、私はつくづく認識しました。

それから3ヶ月ほどして、ネットを使わないと支払いが不便だったため、ハッカーについてなにも話さずにブロックを解除してもらいました(もっとも行員はこの件をとっくに忘れたかも)。それで?ハッカーに破られたことを他の誰かに話したのかって?いえ、はたして信じてもらえるかということや、騒ぎになったことを考えれば止めたほうがいいだろうと思いました。それに、ハッカーが見つかるようなヘマをやらないだろうと思ったのです。

ここではっきりさせておかねばならないことは、この銀行はブラジルの最大手銀行の一つで、同行がインターネット・バンキングを始めた時期は、日本の銀行が開始するよりだいぶ前のことである、ということです。このブログの読者であるみなさんなら、こちらの混沌から想像できると思えますが、口座利用者のパスワードを盗んで預金を引き出すなど、銀行口座をねらったネット犯罪がそちらから想像できないくらい多い。

このためセキュリティーについての認識は日本に比較しても進んでいると思われ、より厳重になっているだろうと考えています。それに今のところ、ハッカーが直接そのセキュリティーを破って進入したというニュースを聞いたことがありません。まあ、あったとしても公になるかどうかは別ですが。でも実際にあったなら、この国の特徴からすれば、すでにリークされている可能性が高いでしょう。

そうやって、ネットから口座へのアクセスをブロックしたあとでした。インターネットが完全につながらなくなってしまのです。それをハッカーの完全ブロックと勘違いし(それでもハッカーがファームウエアを壊したのではないかという疑問もあったが)、今年の2月初めにブロードバンド(ADSL)をキャンセルしました。ネットの情報を得られないのがつらかったけれど、やむをえない。

それから2週間以上経った日曜日のことで、私はサン・パウロの中心街へ出てからアジア系住民の多いリベルダージへ行って日本書店に入りました。そこで本棚をしばらく見つめていると、目にとまった単行本があったので、なにげなくそれを手に取ったのです。表紙のタイトルに見覚えがありました。