多くの矛盾を抱えている人類の「標準的宇宙論モデル」は間違っていると、私は何回か主張しました。今度は根本的な欠陥のある「ビッグバン理論」について検証しましょう(以下参照)。
ビッグバン
以下のポストによって、なぜ神が存在しないかということをすでに記述しました。ビッグバン理論は、神の存在に関して検証したときに認識した同じ問題を抱えています。ビッグバン理論では、まず宇宙の膨張が始まる前の前提として、超高温高圧・超高密度の(すべての宇宙の物質を含む)「一点」が存在しなければなりません。
神とは我々自身のことだった
さらに同ポストの中で、(もし神が存在するのなら)神を創ったのは誰か?と記しました。ついては同様な質問をビッグバン理論についてもできるでしょう。その「一点」を創ったのは誰か?そしてそれはどのように創られたのか?といったように。同理論の推進者はビッグバン理論のみでなく、これらについても説明しなければならないでしょうね。もしも答えがないとするなら、同理論はもはや完成されたブツとはみなされないでしょう。
ビッグバン理論を組み立てる前に、理論の発案者は「一点」について説明すべきだったけれど、この問題を単に仮定としただけでした。ビッグバンの証拠について長い間研究していながらも、この事実に気づくことができなかった宇宙物理学者たちは馬鹿か、あるいは宇宙の研究よりも経済的・名誉的恩恵に興味がある詐欺師たちなんでしょう(以下参照)。したがって同理論は間違ったモデルであると私は言わざるをえません。それでは、ビッグバンに代わる理論はあるのでしょうか?
超球理論と10次元の双子の宇宙-2
ユミットによれば、宇宙はその中にいる人類のような全ての知的生命体の集合意識によって創造されました。そしてそれは単なる幻想なんです。なぜなら宇宙の全てのブツは非物質だからです(以下参照)。
我々は物質で作られていない
限りなく存在する宇宙とは?
さて、神を創ったのは誰か、という質問と同じように、その意識を創造したのは誰なんだ?と、あなたはたぶん私に聞くでしょう。私の答えは、「私はその質問に答えられない」です。なぜかというと、まさしく我々が今この問題を考えているからです。ここでもし、同質問を考察する者が文字どおり誰もいないとするなら、この問題は消えてなくなるでしょう。すなわち、すべての者にとって回答できない質問なんです。
ここで真実を言うなら、我々は思考する意識によって創りだされたヴァーチャル・リアリティーの非物質です。さらに、見る・聞く・感じるなどの、我々の感覚器官で認識できるすべてのこともVR(バーチャル・リアリティー)の幻想なのです。創造する(作る・造る)ということは、物質世界で適用できる概念です。例えば、たとえ私(私はVRの幻想であって、実際は非物質:意識)が同質問の、そして意識がどのように創られたか?といった疑問の答えを妄想できたとしても、実際は答えられないんです。
ちなみに、我々は将来、SF映画の「スカイネット」や「HAL」のような人類にとって代わる人工知能を開発できるだろう、と信じている人々がいます。それゆえに、あなたは人類の創造主が存在するに違いないと考えるのかも。しかし宇宙人ユミットが試したにもかかわらず、そんな人工知能(意識)を一度も創り出すことができなかったんです。なぜなら意識が創り出す単なる幻想だからです。すなわち意識が生み出す幻想が(どんなものであろうと)創造主(意識)を創造することは不可能です。
以上の私の説明で納得できない人や、まだ神が人類の創造主であるとする人のために、ここで次の思考実験をやってみましょう。
私が神の存在を信じていないと仮定し(実際問題として、私は神の存在を信じていない)、私を除く人類すべてが神の存在を信じていると仮定します。もし今私が(「あの世」での存在も含めて)完全に消え去ったとするなら、人類の神は存在できます。反対に、もし私以外の全ての人類が文字どおり消え去ったとするのなら、神は存在できないでしょう。なぜなら、私は神の存在を信じないからです。
ユミットによれば、宇宙は10万年前に始まりました。145億年前に、ビッグバンと共に始まったという人類の宇宙モデルとはまったく異なります。でも宇宙の誕生時期は重要なことではないのです。知的生命体の全種族は、それぞれ独自の歴史を持つことができるためです(以下参照)。もう言うまでもなく、それらの歴史も幻想にすぎないからですね。
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