今チマタで話題になっている科学ニュースは「STAP」細胞でしょう。それを紹介した以下の記事に次のような記述がありました。私は良い質問だと思います。でも実は、このこと自体は大して重要じゃないんですね。
本当に興味をそそられるのは、どのようにして酸性条件がリプログラミングの引き金になるのか、ということです。つまり、レモンや酢、コーラを飲んだときになぜ起こらないのか?
ということです」(ロビン・ラベル=バッジ教授 英MRC国立保健研究研究所、幹細胞生物学と発生遺伝学部門の部門長)
「STAP細胞」は何がすごいのか? 世界の科学者はこう見る
いくらかの最近のポストの中で「標準的宇宙理論モデル」やアインシュタインの相対性理論、そして光速のことについて、私は批判とその説明をしました。この類(たぐい)のことを他に挙げると、例えば、飛行機が飛ぶ理屈について、なぜベルヌーイの定理だけではうまく説明できず、さまざまな理論や原理による補足説明が必要なのか?あるいはプラセボ効果がなぜ起こるのか?といったことがあるでしょう(以下参照)。
飛行機はなぜ飛ぶかのかまだ分からない??
http://21seikinokonnton.blogspot.com.br/2013/03/1000.html
http://21seikinokonnton.blogspot.com.br/2013/03/1000.html
寿命1000年は可能か?(改訂版)
結論から言えば、飛行機が飛ぶ本当の理由は理論的なことでなく、人類の集合意識がそれを認識しているからなんです。さらに上に挙げた当ブログの最新ポストの主張と同じことで、レモンや酢を飲んでも「STAP」細胞が生成しないことについての真の理由は、それが集合意識によって生み出される幻想だからだです。
そうです、以下の記事に書かれているように、小保方の不屈の精神と強い信念がついには懐疑的な科学者たちを説得し、彼らの常識を覆す実験を認めさせたのです(「寿命1000年は可能か?(改訂版)」参照)。かくして「シュレーディンガーの猫」現象が起こって(「なぜ光速が一定で上限なのか?」参照)、「STAP」細胞が事実になります。もち我々普通の者たちは、科学者たちの認識に従ってそれを認めるでしょう。
新型万能細胞 5年越しの立証…小保方さん「誰も信じてくれなかった」
さて、ここで誤解がないように話しておきましょう。この場合、強い信念や意志さえあるなら、誰でも同じように小保方の偉業を達成できると考えるべきではありません。そのためには他の科学者たちを説得できるだけの知識とか、間違いなくハンパでない努力を必要とするからです。